手入れの心得

美しい芝生と病虫害は表裏一体

絨毯のように仕上がった芝生

芝生を植えたら美しい絨毯のようにしたい。これは芝生好きな方なら誰もが思うことでしょう。そのためには、芝刈りを繰り返して密度を高める必要があります。
(参照:最低限やっておきたい芝生の手入れ

日々の手入れによって密度が高まった芝生は、やがて絨毯のようなきれいな仕上がりになり、窓から眺めてはニヤニヤするのが日課になると思います。

ところが、美しいと喜んでばかりはいられません。美しい芝生は密度も高くなっていますから、葉がぎゅうぎゅうの状態になります。これは同時に地際の通気性が衰えること、根元の方に日照が届かない状態になります。日当たりと風通しを好む芝生にとっては、あまり良くない環境になってしまうのです。

芝生の病害対策害虫対策でも解説しているように、環境が悪くなると病虫害リスクは高まります。通気性の悪化は病原菌が繁殖しやすくなりますし、根元に日照が得られないことで光合成の効率も落ち、芝生の体内に害虫や病原菌が好む物質が滞りやすくなります。

芝生の美しさと病虫害は表裏一体であることを前提に、先手先手で対応しておくことをお勧めします。