姫高麗芝の初芝刈りとぼちぼちキノコ対策

2022年4月24日(日)

姫高麗芝の初芝刈りと芝生の様子

今日は朝からあいにくの雨。エリゲロンの花たちもちょっとさみしそう。


女房が手塩にかけて育てているバラはつぼみがたくさんついて開花のスタンバイOKです。


はちきれんばかりのつぼみを見ると開花が待ち遠しいですね。今年は花芽をたくさんつける液肥もテスト中です。


ベントグラスは中2日で9ミリの芝刈りをしています。週間予報では傘マークがちらほら見られますので、うまいことタイミングを調整しなければ。


姫高麗芝は除草剤の薬害による黄化が見られるものの、順調に緑が増えています。

昨日の夕方に13ミリで今シーズン初の芝刈りをしておきました。来週も芝刈りするかどうかは今後の成長次第ですね。

日本芝に関しては今年の成長が昨年より遅いことを心配されるお問い合わせが何件か来ていますが、2月の気候が超暖冬だった昨年より厳寒だった今年の方が春の成長が遅くなっても不思議ではありませんので、よほど生えてこないなどのトラブルが無い限りは自然現象だと思ってください。


全体的に見ると飛び石の向こう側で黄化が多数発生しており、手前側ではほとんど見られません。

黒柴の伊勢を散歩させるため半分ずつ2回に分けて散布したのですが、向こう側は出勤前にササっと済ませたため散布が雑になっていた可能性もありますね(散布ムラによる黄化の可能性も)。更新作業からの回復の遅れだけが黄化の原因ではないかもしれません。

散布する面積の計測もきっちりやり直す必要もありそう。


ここは二重散布したのが分かっていますので過剰障害による黄化です。約2倍の量の除草剤を投下したことになりますが、どの程度の期間で修復するのか興味深いところです。

芝生に黄化が出ているものの雑草の抑制効果はバッチリで、雑草が生えるストレスからは解放されています。


例年、秋から休眠空けにかけて踏圧で薄くなってしまう駐車場への導線部分も少しずつですが回復しています。


近くで見ると新芽がチラホラ出てきているのが分かります。なるべく踏まないようにしながら再生を促します。


植物育成ライトのテスト部分は、なんとなく他より生育が良いかなという傾向が見られます。ライトを当てている時間帯(朝3時~8時)の気温が上昇するにつれ、反応もハッキリしてくるのではないかと期待しています。


ぼちぼちキノコ対策を始める時期

今日はアルムグリーン500倍とスーパー・ポリ・スピリット1000倍を混合して平米1リットル散布。

スーパー・ポリ・スピリットは週間予報で天気の悪い日が多くなっていることから光合成の生理移行が停滞しないようにカリを与えることを目的として散布。

アルムグリーンはそろそろキノコ対策を始める時期になりましたので、今後の有機酸資材の定期散布(1~2週に1回のペース)の一環として散布しました。

キノコ菌がしっかり繁殖してから対処し始めるより、今の時期から抑制しておく方が後々が楽になると思います。有機酸を入れると根の成長が促されて生育も良くなりますから一石二鳥ですね。


さて、来週は今シーズン3回目の施肥を予定しています。

天候不順が多くなると病虫害リスクも高くなりますから、芝生の枯れや密度低下、変色などにご注意いただきながら早めに対処してください。