
芝生を活性化するための更新作業のひとつに「エアレーション」があります。エアレーションは簡単に言ってしまえば「地面に穴を開ける作業」のことで、ローンスパイクやローンパンチなどを使って行います。単純に穴を開けるだけの作業ですが、芝生にとっては実に多くのメリットがあり、とても意味のある作業と言えます。
エアレーションには大きく分けて「スパイキング」と「コアエアレーション(コアレーション)」の2通りのやり方があります。
スパイキング

スパイキングは、「ローンスパイク(中空ではない平らな刃)」を使用して芝生に穴を開けていく方法です。ローンスパイクを突き刺していくだけですので、手軽にできるのがメリットです。私はこちらの方法でやっています。ゴルフ場並みの芝生を維持したいなどの高度な管理をしないのであれば、スパイキングで十分でしょう。芝生の成長具合が良いようなら年に1回でもいいのですが、水はけが良くない場合や芝生に元気がない場合は3月頃から1〜3か月に1回ぐらいのペースでやってみてください。
コアエアレーション

コアエアレーションは、中空の刃がついたローンパンチなどを使い、根や土ごと取り除く方法です。芝生に円筒状の穴を開けますので、エアレーション後の目土入れが必須です。掘り起こした土を集めたりする手間はかかりますが、効果は非常に高いと言えるでしょう。反面、芝生へのダメージが大きい方法でもありますので、生育が旺盛な時期が適しているようです。芝生を植える前に土壌をしっかり改善していない場合は、ローンパンチが刺さりにくかったり、石などで刃を破損する可能性があります。
スパイキングを例にとって、エアレーションのやり方を解説します。
ローンスパイクを足で踏みこんで刺します。この時ハンドルを前後に動かしてやると穴開けや根切りの効果が高くなります。
前後左右均等に穴を開けていくのが基本ですが、土をほぐしたい場合などは適宜調整してみてください。
エアレーションは肥料のようにすぐに効果が現れるものではなく、じわじわと時間がたつにつれて効き目が現れます。非常に地味な作業ですので後回しになりがちですが、肥料を散布するのと同じくらい大切な作業だと感じています。
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