2020年11月8日(日)
ベントグラス再生の様子と踏圧で傷む姫高麗芝および出穂の様子
山間部では紅葉シーズン真っ只中、平野部でも所々色づき始めた樹木が見られ、秋が深まったのを実感します。今年はなぜかキンモクセイの香りが弱かったですね。例年ならワンコの散歩で必ず香りを感じますけど、今年は一度もそれがありませんでした。キンモクセイの香りが好きな私としてはちと寂しい秋です。
芝生の方は時期的に寒地型西洋芝は元気になり、日本芝は休眠まっしぐらです。我が家でもその差がはっきり出てきました。
今日は行楽地のにぎわいが容易に想像できるぐらいの快晴です。バラも気持ち良さそう。
ベントグラスは35ミリで芝刈り。週1回ペースです。
上がった軸を強制的にリセット(地際まで低刈り)した部分はもうダメだろうと思っていたのですが、なんとなんと復活し始めました。地中に残っていた根から発芽しているようです。(まさかこぼれた刈り草が根付いたということは無いでしょうから)
こんな風にバリカンで地面ギリギリまで刈り取っていました。再生の兆しが出てくると「全面やってみるか」という気にもなり、三種混合の西洋芝に植え替える計画は先延ばしでもいいかなと考えたりしています。来春2月か3月に全面施工してみようかなと。
姫高麗芝は休眠へ向けてまっしぐら、写真でも退色がはっきり分かるようになってきました。成長もほぼ止まっており今日も芝刈りはしていません。
姫高麗芝の出穂も確認。もう少し穂が葉を超えるぐらい成長してから穂刈りをして刈り止めとする予定です。
秋の日本芝は成長が衰える一方ですから、踏圧や病虫害からの修復もできなくなります。我が家の導線部分にあたる芝も踏圧によって薄くなりつつあります。成長期には踏圧による傷みよりも成長が上回るので問題が出なくなります。もちろん成長期であってもそれを上回る踏圧による傷みがあれば芝生は薄くなります。
最近「農薬をまいたけど芝生が再生しない」というご相談を数件いただきましたが、再生しないのは時期的なものであって農薬が効いていないわけではありません。農薬が効いたとしても芝生に再生する力がありませんから、10月ごろからの日本芝が見る見る復活するようなことは無いでしょう。病気や害虫による枯れの拡大が止まっていればそれで大丈夫です。来シーズンの復活に期待しましょう。(農薬は必ず用法通りにご使用ください。独自の用法による散布は厳禁です。)
今日は全体にアルムグリーンを500倍で散布。キノコ対策としてお使いの方も多いと思いますが、この資材の本来の効果は発根促進と栄養吸収の促進になります。春の立ち上がりや秋の衰退期に効率よく栄養吸収させることが期待できますから、ぜひご活用ください。秋の栄養吸収は来春の立ち上がりに影響します。
我が家のワンニャンズですが、黒柴の伊勢は昼間は寝てばかりです。最近は車でおでかけするのもしんどいみたいで、近所を散布するのが一番楽しそうにしてます。ボケも進行しているせいか同じところを行ったり来たりするので不審者のようになりますが(笑)
一番慎重タイプのいすずも2月に我が家に来た頃と比べるとだいぶリラックスするようになってきました。普段はクールな感じがするのですが、もう一匹の猫いずもが何かやらかすと心配そうに様子を見に来たり、伊勢のことも気遣うような気配があったり、結構みんなのことを気にしてくれているかもしれません。
いずもは昨年11月に我が家に来てから1年がたちました。もう子猫ではないのにいつまでたっても子猫みたいにワチャワチャしてます。いすずにニャンコプロレスを仕掛けてはやりすぎでしょっちゅう怒られてます。この子は落ち着くのだろうか(笑)
閑話休題、我が家でもミミズの塚がチラホラ出てきており、松浦商店の方でも椿油粕のご注文が増えています。次の仕入れも発注済みなのですが、在庫が少なくなってきていますからご注文のペース次第では数日程度在庫切れとなることもあります。あらかじめご了承ください。