寒波に備えて液体肥料を散布

2018年1月21日(日)

ベントグラスの耐寒性を高めて寒波に備える

ケイ酸、糖、カリで耐寒性向上

予報では今週はかなりの寒波に見舞われそうです。昨日今日と暖かかったのですが明日から激変するとのことで、ベントグラスには耐寒性を向上させる資材を散布しておきました。




本日の芝生管理記録

2018年1月21日の姫高麗芝の様子

姫高麗芝は休眠の真っ最中。来週時間が取れたら際の処理をしようかと思っています。


2018年1月21日のベントグラスの様子

ベントグラスもほぼ休眠していると見られ、ほとんど成長していません。アントシアンによる変色がやや増えてきました。越冬の体力を維持するため、芝刈りはパスして負担軽減です。


アントシアンで変色したベントグラス

密度が低い場所はアントシアンが出やすい傾向にあります。身を寄せ合っているかそうでないかの違いでしょうかね。


アントシアンが発生しているパンジー

パンジーも寒さでアントシアンによる変色が見られます。


発根資材の有機酸酵素EX

ベントグラスには、まず発根向上資材の有機酸酵素EXを500倍で散布。立ち上がり前から根を刺激することによって初期成育を促すことが目的です。


スーパー・ポリ・スピリットとハード葉素1号

その後、耐寒性を向上させる、硝酸カリ、糖、ケイ酸などを含んだ液体肥料を混合散布。スーパー・ポリ・スピリットとハード葉素1号をそれぞれ500倍。


葉牡丹などの寄せ植え

ハード葉素1号は鉄や苦土が入っていますから花や葉の色を鮮やかにする効果もあります。芝生にまいたついでに鉢植えや歌壇に散布しておくときれいに仕上がります。


2月に入ったら姫高麗芝を起こす作業に入ります。有機酸酵素EXの毎週散布と更新作業ですね。日照が徐々に長くなり始め、芝生のシーズンが近づいていることを実感します。