2017年05月21日(日)

姫高麗芝に万緑-NHTとエンザアミン

最高気温がコンスタントに25℃を超え始めました。姫高麗芝の成長はさらに旺盛になるでしょう。ケンタッキーブルーグラスは夏越しのための体力作りです。




本日の芝生管理記録

ケンタッキーブルーグラスは25mmで維持。先週のサッチングのダメージからだいぶ回復してきました。


姫高麗芝は昨日の夕方15mmで芝刈り。おかげさまで、この時期は土日もほとんど休みなしで仕事になりますので、ちょっとした合間を見つけて手入れをするという感じです。じっくり手入れできないもどかしさはありますが、その分全国にきれいな芝生が増えてくれればと願いながら出荷しています。


肥料散布の前に、踏圧で薄くなった場所の対策。


スーパーグリーンフードを薄くなっている場所に平米200g程度散布しました。白っぽくなっているのは発酵が進んでいる証拠で、袋の口をあけたまま放置して1ヶ月以上経過しています。このぐらいになると、森の腐葉土のような香りに変わってきます。


お次は姫高麗芝に粒状肥料を散布。万緑-NHTは60g/m2、エンザアミンは30g/m2入れました。散布する道具はもちろん粒剤スプレイヤー。散布の省力化だけでなく、施肥ムラになりにくいというメリットもあります。


仕上げの散水は、真下に向けて粒を隙間に落とすようにします。


散水後のみずみずしい芝生は別格です。ずーっとニヤニヤしていたい(笑)


芝生がきれいになってくると、花壇や植木とのコントラストも楽しめるようになります。そろそろ花壇の植え替えをしないとなあ。


KBGも散水でピカピカ。


芝生の手入れをしている横では、息子が車の掃除。ダートトライアルという未舗装路を走る競技をやっているので、レースが終わるたびにこうやってタイヤを外して隅々まできれいにしているのです。コース整備に塩化カルシウムを使用しているそうで、レースをやるとそれを含んだ土が車の下部に付着するため、取り除いておかないと錆びて腐食してしまうのです。


その息子ですが、先日のレースではクラス3位だったそうで、トロフィーとメダルを持って帰ってました。上位とのタイム差も以前より縮まっており、少しずつ進化しているみたいです。その時の車載映像がありますので、興味のある方はご覧ください。

姫高麗芝は今後硫安を積極的に入れて成長を促進する予定です。その際に、他の資材も混合して健全性が失われないように調整しながら様子見します。今年は夏も積極的に肥料を入れてみようかと考えています。