2018年5月27日(日)
施肥で成長促進、微生物資材で病害抑制
姫高麗芝に万緑-NHTとエンザアミン、ベントにスーパーグリーンフードを散布
天気予報で真夏日という言葉もちらほら聞くようになってきました。日本芝にとっては成長が一段加速する季節、寒地型西洋芝にとっては、これから少しずつつらい季節へと移り変わります。
今日は姫高麗芝の成長を加速するべく粒状肥料の散布、ベントグラスLS-44には病気の初期症状が見られますので微生資材を散布しておきました。
道路側の花壇でブルーサルビアが咲いています。巨大化したセージに押されてちょっと迷惑そう?(笑)
ベントグラスLS-44は13ミリで維持。ケンタッキーブルーグラスと比べると刈り草の量がかなり少なく感じます。パッティンググリーンの3~4ミリの低刈りに耐える品種ですから徒長しにくい性質があるのでしょうかね。
小さな変色箇所。ダラースポット? だともっとへこんだようになりそうですし、何か他の病気かもしれません。周辺にも変色した葉がちらほら見られます。今年は殺菌剤無しだとどうなるかを確認することにしていますから、病気に関しては無農薬でいく予定です。
困った時のスーパーグリーンフード頼み。とりあえず平米100g程度散布しておきました。
姫高麗芝は前日に20ミリで芝刈り。これから成長が一段加速すると思います。今の仕上がりに不満がある方も、梅雨が明ける頃にはがらっと様相が変わっているのが確認できるでしょう。
我が家の芝も調子の良い部分ばかりではありません。踏圧や陰で薄くなっているところもあります。こういう場所に調子の良い場所と同じ生育を求めるのは無理がありますので、気長に対処します。
薄くなっている場所は、このように朝一番から日陰になります。最初は住宅の陰になり、その次に木陰が回ってきます。光合成に一番大事な朝一から午前中の日照が得られない上に踏圧がかかりますから、どうしても生育が悪くなるのは避けられません。梅雨明け頃にはほぼ修復が完了しているでしょう。
ヤマボウシが茂りすぎているのも木陰の影響を大きくしますから、そろそろ冬場の強剪定をした方が良さそうです。植木のことはよく分からないので業者にまかせようかと思案中。それにしても大きくなったもんだ。
姫高麗芝には粒状肥料を与えました。万緑-NHTを50g/m2、エンザアミンを20g/m2。散布は粒剤スプレイヤーを使いました。
関連記事:芝生の肥料について
肥料の散布が終わったらもちろん散水です。最初は肥料の粒を芝生の隙間に落としこむように下方向に強めにシャワー。
その後はゆっくり溶かすように散水します。散水フェチにはたまらない愉悦のひとときです。
来週あたりには夏雑草予防のための除草剤を散布する予定です。
そろそろ日本芝の一番やっかいな病気、カーブラリア葉枯病の時期に入ります。褐色の枯れを発見したら早めに対処しておきましょう。