2018年9月24日(月)
椿油粕でミミズ駆除
秋雨シーズンでさえない天気が続きますね。曇りや雨が多く、姫高麗芝のカーブラリア葉枯病(犬の足跡病)が広がりつつあります。
こういう状況ではあまり芝生に水分を入れたくないのですが、ミミズの塚の発生がかなり多くなってきましたので、ミミズ対策を優先しました。
ベントグラスは気温低下とともに若干成長スピードが上がりました。雨や曇りが多いと徒長も加わるため、伸びすぎにならないよう芝刈り頻度を上げなければなりません。
傷みのピーク時と比較すると修復が進んでいますから、今後は根を元気にする資材(有機酸酵素EXやアルムグリーンなど)を積極的に入れながらさらに再生を促します。
姫高麗芝は一昨日25ミリで芝刈り。写真は昨日の様子です。成長のピークは完全に過ぎましたから、刈り草の量も3~4割ぐらい少なくなりました。
我が家の環境では、天候不良が続けばカーブラリア葉枯病が悪化するのはいたし方のないところ。パッチがあちこちに発生しています。
現在、葉枯病対策として二種類のPH下降剤をテストしています。そのうち片方を散布しているエリアでは比較的発症が抑制されているように感じますが、今の段階では単なる偶然という可能性もあります。もう少し探究が必要ですね。
今日のメインイベントは椿油粕でのミミズ駆除。
椿油粕を平米あたり3~4握りぐらい(約100g程度)なるべく均等に散布します。バックの芝生にミミズの塚が見えてますね。
その後、椿油粕に含まれるサポニンという成分を土壌に染みこませるためにたっぷり散水します。天候不良が続きますから水分を入れたくなかったのですが、ミミズ対策を優先ということで決行。
今日はミミズの反応が早く、散水している端から奴らが出てきました。こういうこともありますので、散水を開始する場所はホースリールから遠い場所から始め、少しずつ巻き取りながらやっています。ミミズだらけの中ホースを巻き取るのはいやですからね。
今日は天候が曇りということもあり太陽光での駆除は効率が良くないだろうと判断し、出てきたミミズを回収しました。その数およそ400匹! かなりの大漁でした。
今年の春にもかなりの数を駆除しているのに、秋にこれだけの数がいたということは、卵を残されていたということなんですかね。ミミズ駆除のタイミングもさらに研究する必要がありそうです。
以前、某メーカーの社長さんから 「これまけばミミズが減るぞ」 と教えてもらった製品がありますので、それもテストしてみようかなと思っています。そんなにうまくいくのかなあと半信半疑ですが、やってみなきゃ分からないですからね。何事も実践あるのみです。