2021年10月24日(日)
ベントグラスの刈り高を強制的に下げる作業
10月上旬は暑いぐらいでしたが、先週は「10月ってこんなに寒かったっけ?」と思うぐらい気温低下。寒地型のベントグラスも少々手荒なことをしても暑さでやられる心配は無くなりましたから、刈り高を強制的に下げる作業を行いました。
今日は朝一で町内の公園の清掃があり、張り切って作業をしたところ雑草の種まみれに。トップスからズボン、靴までびっしりと写真のような状態になりました。
ご存じの方も多いと思いますが、この種が取りにくいのなんの。全て除去するまで2時間かかりました。この影響で午前にやる予定だった芝生の作業が午後に回ることに。
庭ではバラが花を楽しませてくれています。つぼみがまだありますからもうしばらくは堪能できそうです。
先週は11月並みの気温になることも多く、姫高麗芝の成長は急ブレーキ。ほとんど伸びていないので今週も芝刈りはパスしました。
ベントグラスは適温になって元気一杯。夏の傷みから復活し栄養も蓄えていることでしょう。きっと手荒な手入れにも耐えてくれるはず。
以前から予定していたベントグラスの刈り高を強制的に下げる作業を行いました。
作業手順は、根切刃オプションを装着したリョービ芝刈り機で密度を下げる→刈り髙を下げて芝刈り→再生を促すためスーパーグリーンフード散布 です。
刈り高設定を10ミリから徐々に下げることで根切刃の入り方を少しずつ深くしながら縦横に走らせてベントグラスの密度を下げます。
回収した刈草はこんな感じ。根切り刃なので根っこごと回収してますね。そのまままき芝工法にも使えると思います。(地面にばらまいて目土入れ→転圧をすることで芝生に仕上がる)
根切り刃が走るとこんな風に筋状に密度が低下します。
密度を低下させたら、芝刈り機の刈り高を徐々に下げていきます。最初は元の刈り高の25ミリからスタートし、次は20ミリ、様子を見て大丈夫そうだったのでもう一段下げて17ミリに。
刈り高には芝生の密度も関係していまして、同じ20ミリで刈ったとしても密度が高い時と低い時では刈り高が異なることがあります。これは密度が高い場合に芝生が芝刈り機を持ち上げてしまうことによるものです。
そのため、密度を低下させてから芝刈りする際にはいきなり刈り高を下げずに元の刈り高から様子を見ながら下げる方がいいでしょう。元の刈り高と同じ設定で刈ったとしても密度が低下するだけで刈り高が下がることがありますので。
手荒な作業をすると当然芝生は傷んだ状態になります。そこで傷んだ芝生の再生にも活躍するスーパーグリーンフードを散布。傷んだ芝生の再生を目的としていますので、通常より多めの平米200gを散布しておきました。
スーパーグリーンフードの散布後はもちろん散水ですが、明日が雨の予報のため資材を地際に落とす程度にしておきました。後は明日の雨に期待です。
手荒なことをしていますのでおそらく一旦は枯れが酷くなると思います。冬までには大半が再生していることを願いたい。うまくいきますように。
さて、来週は姫高麗芝の芝刈りを久しぶりにやる予定ですが、成長具合によってはそれが今シーズンの刈り止めになるかもしれません。その後の穂の出方や成長具合を見ながら判断する予定です。
24日に強制リセット
1ケ月遅かったですね。今年の季節の進み方がはやかったから9月初め目でよかったですね。
遅くても成育しますので禿げの部分にさし芽をお忘れなく
撒き芝は、土の中に埋めるようにし乾燥に注意すれば発根する。
例の資材ははキナコです。菊のアブラムシは完全に駆除できております。
こちらは10月上旬まで結構暑かったんですよ。
近年は西日本と東日本で気候や季節感がズレていることが多いですね。
とりあえずこのまま様子を見てみます。