秋の施肥スタート

2024年9月15日(日)

秋の施肥スタート

まだ連日のように猛暑日が続いているものの日差しはすっかり秋。今週末頃からようやく気温が低下することを受け、秋の施肥をスタートさせました。


一昨日の夕方にスーパーグリーンフードを平米150gほど散布。夜に雨が降る予報だったので散布後の散水は資材を隙間に落とし込む程度に。

今年は記録的な猛暑に加えて雨が本当に少ないのですが、幸いなことに予報通りの貴重な雨となりました

今後の予定としては、来週ぐらいにハイアップを平米50g、来月中旬にスーパーグリーンフードを平米150~200g、その後ハイアップを平米50gほど入れて今シーズンの施肥は終了とする予定です。

秋の施肥は、緑化期間の延長と来シーズンの立ち上がりのための栄養蓄積になりますから、シーズン初めの肥料と同じく重要な役割があります。栄養を吸収させてしっかり光合成させ、健全性を保つことでできるだけ病虫害のリスクを低減させるのが理想です。

週1回ペースで散布しているキトサン溶液スーパーグリーンも、光合成の促進に貢献してくれます。


芝刈りは25ミリの刈り高で週1回ペースを継続。日照時間が短くなっていることもあり、気温が下がらない中でも成長は少し衰えています。刈り草の量はピーク時の9割ぐらいになりました。

これから気温低下とともに成長の衰えが加速するでしょう。


秋の日差しを受ける芝生の色合いも好きなんですよね。まあ結局シーズン中ずっときれいって言ってるんですが(笑)

それにしても今年の暑さは芝生にもかなり影響が出ていたようで、水不足と思われるご相談もいくつかいただいていました。また印象的だったのが、反対に水のやりすぎと思われるご相談もあり、水やりというのはなかなか一筋縄ではいかないなと考えさせられるシーズンでした。

水やりと一口に言っても、目指す仕上がり、手入れの方針、土壌の構造、地域ごとの天候、その年の気候、庭の日当たりや風通し、使用する資材の違いなど、様々な要因が絡んできますから、トライ&エラーを繰り返しながらご自宅の最適解を探っていただくしかないと思います。個人的には水やりが一番難しいのではないかなと感じています。


予報を見ると今後は雨がよく降りそうな感じですから、2日に1回ペースだった散水もかなりペースを落とせそうです。明後日18日あたりに散水すれば、その後は当面の間必要なさそうですね。

予報通りにならなければ臨機応変に対処することになります。


バラは秋の開花が楽しみではありますが、女房曰く「新芽がなんか変」ということで、こちらも猛暑の影響が出ているのかもしれません。


まだ数日は厳しい残暑となりそうな気配ですので、みなさまどうぞお体にはご自愛を。