鳥が来るのは害虫のサイン

芝生に鳥が来るのは害虫がいるサイン

芝生の害虫をついばむムクドリ

芝生には様々な鳥がやってきます。鳥たちの目当ては芝生の害虫をエサとして捕食することです。管理人宅でも写真のようにムクドリやセキレイなど、様々な鳥がやってきて害虫を食べています。こういう光景を見たら、芝生に害虫が発生していると考えていいでしょう。


鳥がついばんだ穴

鳥がついばむと左の写真のような穴が開きます。害虫が掘り返した穴には土がかき出された跡がありますが、鳥がついばんだ場合は穴が開くだけで土はかき出されませんから区別がつくと思います。

小さい鳥の場合は小さな穴が開くだけですから問題ありませんが、カラスの場合は芝生をめくってしまいますので芝生に被害が発生します。カラスの被害については『芝生を掘り返される被害はカラスの仕業』をご覧ください。


成長が旺盛な時期は焦らなくても大丈夫

害虫が発生しているとなると一刻も早く殺虫剤を散布したくなるところですが、成長が旺盛な時期はそんなに焦らなくても大丈夫です。鳥が食べてくれる分害虫の数は減りますし、成長が旺盛な時期は食べられる量よりも成長する勢いの方が強いことが多々ありますから、多少の食害は目立たないでしょう。日常的に芝生の様子を観察できる場合は、食害の様子を見ながら対処してください。

そんなこと言われても心配だよという方、留守がちで普段は芝生の様子を見ることが難しい方は、スミチオンなどの殺虫剤で早めに殺虫剤で対応しておくと安心す。また、芝生の成長が衰える時期に害虫のサインが出ている場合も早めに対処することをお勧めします。成長が衰える時期の食害はひどくなりやすく、被害が出たまま休眠すると翌シーズンの立ち上がり時期に影響が残ることもあります。