2016年12月04日(日)
姫高麗は先週で刈り止め、ケンタッキーブルーグラスに粒状肥料
ヤマボウシの葉もほとんど落ち、庭は冬の様相になってきました。長期予報によると、12月はやや気温高めということで、本格的な冬はもう少し先になりそうです。姫高麗芝は思ったほど穂が伸びず、結局11月6日の穂刈りで刈り止めとすることにしました。姫高麗芝のシーズンはこれで終了。ケンタッキーブルーグラスは粒状肥料を与えて様子見です。
本日の芝生管理記録
姫高麗芝は確実に休眠に向かっています。
ヤマボウシの周辺の芝が青いのが興味深いところ。夏の手入れがこの時期に影響を及ぼしているのではないかと見ています。夏はほとんど肥料が必要ないというのが定番的な考え方ですが、夏にもしっかり肥料を入れるとどうなるのか来年試してみたいところです。
KBGには、万緑-NHTを50g/m2、エンザアミンを20g/m2、スーパーグリーンフードを100g/m2入れておきました。もう少し成長すると思いますので、そのサポートと、冬の退色を少しでも防ぐことが目的です。万緑-NHTに含まれるトレハロースには耐寒性を向上させる作用があります。
ついでに花壇にも万緑-NHTを散布。花芽増加、徒長防止、発色向上、耐寒性向上など、万緑-NHTの成分は花にも超オススメです。芝生に散布するついでに、花壇にもパラパラまいてみてください。
春夏の開花後、切り戻しのタイミングがよくなかったので、この秋冬はあまり咲かないかと思っていたアリッサムも、かなり花が増えてきました。
花壇や鉢、プランターに花を植えつける際にも、元肥として万緑-NHTを必ず入れています。
パンジーの周辺の茶色いのはニームの粉です。花壇にも基本的には農薬を使いませんので、いつもならパンジーやビオラの花が食べられまくるのですが、ニームをまいているせいか被害は極小です。
先日、スーパーグリーンフードのメーカーの営業さんが事務所に寄ってくださったのですが、今年の夏の猛暑はゴルフ場でもかなり厳しかったようで、グリーンキーパーさんをもってしても、被害が大きく出たところもあったとのことでした。
我が家のKBGの夏越しは、伸ばし放題にすることでストレスを与えず夏の体力低下を防ぐやり方をしましたが、その後の処置が失敗でした。姫高麗芝の春の更新作業のように、低刈りをして刈り高を元に戻そうとしましたが、そのことによる体力低下が大きかったようです。思ったほどの勢いでは成長せず、修復しきれないまま冬越しになりそうです。一気に刈り高を下げずに徐々に下げていればどうだったのか、猛暑でもストレス覚悟で長さを保った方が良かったのか、いろいろ考えさせられます。この夏は、KBGには殺虫剤を使用しましたので、害虫による被害は避けられていたのではないかと思います(殺菌剤は例年通り使用せず)。
来年はどうしようかなあ。