2016年12月11日(日)

初霜が遅い冬

庭の様子はすっかり冬になっているのですが、今年は初霜が遅いですね。例年なら11月下旬には降霜があるのですが、今年はまだ車の天井が白くなった程度で、芝が白くなるほどの降霜がありません。(我が家基準では、芝生が白くなる状態の霜が観測されたら初霜としています) 気温や気候はどこかでつじつま合わせをしてくることが多いですが、長期予報では1月が寒くなるようです。




本日の芝生管理記録

道路側の花壇の花たちは、冬の間日照が短くなるため極寒に耐えなければなりません。本格的な降霜が遅れていることで、まだ元気な様子を保っています。


貴重な日照が気持ち良さそう。


日が傾くと枕木の陰も日照不足になります。


アリッサムの小さな花が朝の冷気の中で健気に咲いています。


姫高麗芝はすっかり冬の様相になりました。


姫高麗芝の生育が衰えた時期に除草剤を散布したことも、退色を早める影響があるように感じます。芝生除草剤といえども、芝に対する薬効がゼロというわけではありませんから、なんらかの影響があっても不思議ではないでしょう。雑草に100の薬効があるとしたら、芝には3~4の影響があるというイメージです。芝の成育が旺盛な時期にはほとんど影響が無くても、衰えた時期だと影響が感じられやすくなるのでしょう。

だからといって除草剤に問題があるわけではなく、単に散布タイミングを変えれば良いという話です。資材は使いこなしてナンボですから、来年は秋の散布をもっと早めにしてみます。


寒地型のケンタッキーブルーグラスも、適温を外れる時期になって成長が鈍化しました。ごく一部によく伸びている場所がありますが、おそらくうちの看板娘(黒柴)か野良猫のおしっこによるものだと思います。


KBGにはスーパー・ポリ・スピリットを500倍で散布。この資材に含まれる硝酸カリは、低温でも吸収されやすい特徴があります。カリは植物の健全性を高め、耐寒性も向上させる作用があります。1年中オールラウンドに使える肥料で、すごく重宝しますね。


年末も押しせまり、道行く車もせわしなくなってきました。この時期は嫌な運転をするドライバーが増えますね。そういうのと同列にならないよう、安全運転で参りましょう。