2017年05月07日(日)

姫高麗芝へ部分的に除草剤シバキープII粒剤を散布

好天に恵まれたゴールデンウイークも終わり、これから梅雨に向けてまっしぐら。気温も夏日が増えてきそうです。人や芝生にとって快適な天候は、雑草や病原菌や害虫にとっても快適です。我が家の芝生にも「ん?これは?」というごくわずかな兆候が見られます。ケンタッキーブルーグラスには今年初のキノコが1本発生しました。菌も活発に活動する時期になっているようです。




本日の芝生管理記録

今年はヤマボウシに花が無いと思っていたのですが、2株のうち片方には花がついていました。


左の太い幹と右側の複数に分かれた幹は株が違うのですが、ここ何年かは成育の違いがはっきりしてきました。左の株は花がついていますが、右側にはまったくありません。ほぼ同じ環境なのに不思議なこともあるものです。


ケンタッキーブルーグラスには1本キノコが発生。とりあえず土壌通気性の上げるためにエアレーションをしておきました。来週あたりサッチングをしてもよさそうです。その後はアルムグリーンと有機酸酵素EXを定期散布して予防です。


姫高麗芝は15mmで芝刈り。女房が花壇の草取りをしてくれました。すごくきれいにしてくれるので助かります。


所々に見られるカタバミにシバキープII粒剤を散布。この除草剤を使う場合のポイントは後述します。


密度はまだまだですが、徐々に仕上がってきました。夏日が増えてくると成長が加速しますから楽しみです。


シバキープII粒剤は、茎葉からは吸収されず根からのみ吸収されるという特徴があります。根から薬剤を吸収させるためには、土壌に薬剤を浸透させて処理層を形成する必要があります。土がカラカラに乾燥していますと顆粒から土へ薬剤が浸透しないため、効果が得られにくくなることがあります。乾燥気味の天候が続いている時に散布する場合は、散布後に軽く散水しておくといいでしょう。その際に散水シャワーのジェットのような水圧で散水しますと顆粒が偏ったり飛んでいったりしますから、顆粒が偏らない程度のシャワーで真上から土に落としてやるような感じで散水してください。

・シバキープIIは根からの吸収で効果を発揮
・葉面からは吸収されない(葉に乗っている粒は効果無し)
・土に薬剤を浸透させるため葉のすきまから地面に落とす
・土壌が乾燥していると薬剤が吸着されない
・散布後1~2日以内に薬剤を土壌に吸着させるのがポイント
・それを過ぎてから土壌に薬剤を浸透させようとしても効果は期待薄
・雑草が枯れる効果が出るまでにはすこし時間がかかる(1~2週間)
・処理層が形成された場所では雑草が発芽しなくなる