2019年10月6日(日)
今シーズン最後の粒状肥料散布とベントグラスのリセット作戦開始
もう10月に入ったというのにいつまでも蒸し暑さが続きますね。集荷や納品に来る運送会社のドライバーさんとも「今年はいつまでも暑いなあ」が挨拶言葉になっています。
今日は姫高麗芝は今シーズン最後となる粒状肥料の散布、ベントグラスはリセット作戦を開始しました。
秋晴れの下、オレンジ色のバラが鮮やかです。本物はもっときれいなんですけど、写真だとうまく色が出ないですね。
黄色のバラも日差しを浴びて気持ちよさそう。今日は少し体感的な湿度が下がって秋晴れといった感じです。
芝刈りの準備をしていると黒柴の伊勢ちゃんが散歩から帰ってきました。少々芝刈り機に興味があった様子。
姫高麗芝は25ミリで芝刈り。全盛期は45リットルのゴミ袋が満タンになる刈り草が、今日は半分程度でした。だいぶ成長が衰えているのを実感します。
個人的には朝一番の芝刈りはあまりやりたくないんです。その理由は芝生が夜露に濡れていると芝刈り機が刈り草まみれになってしまうから。夕方の乾いた時間帯だとそういうことが起きないので後片付けが楽なんですよね。
芝刈りの後は今シーズン最後となる粒状肥料の散布。万緑-NHTを平米40g、エンザアミンを平米20g散布しました。
粒状肥料を散布した後は必ず散水が必要です。粒を落ち着かせることと、溶け出した肥料成分が土壌中で濃くなりすぎないようにします。
蒸散による水分吸収をしようとするせいか、散水すると芝生が葉を広げているように感じます。散水後に芝生がきれいに見える理由のひとつかもしれません。なんにせよ散水後の芝生はサイコー♪
ベントグラスはリセット作戦開始。そのため芝刈りはせずモフモフの状態です。
先週の管理記録でもレポートしましたが、密度が上がった自分自身に根を張っているような状況で、引っ張ると簡単にこのように抜けてしまいます。根にも土がついていません。スポンジに生えるスプラウトを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
この状態だと低刈りした時点で再生不可になるのは明白ですから、抜き取ってしまうことにしました。
抜き取り作業中の様子。ほぼ全面を抜き取りした後に整地し、播種するか、もしくはまき芝工法のような感じで抜き取ったベントグラスを植えるかして再生する予定です。
抜き取ったベントグラスをほぐすとこのように株単位に分かれますので、これをまき芝的に植えてみたらどうかと考えています。まばらに植えた後はランナーによる増殖でターフを形成するという算段です。
続きは芝生管理記録でレポートしてまいります。
姫高麗芝には除草剤も散布しておきたいところ。次の週末は台風で大荒れになる可能性が大なので、なんとか平日に散布できるよう考えています。いよいよ今シーズンの手入れも終わりが近づいていますが、来年のためには重要な時期ですから最後までしっかりやっておきましょう。