2019年10月14日(月)
姫高麗芝のシバキープPro顆粒水和剤散布とベントグラスの田植え方式の実験
初めに、台風19号で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。毎年のように大災害が各地で発生し、言葉を失うような映像を見る度に胸が締め付けられるような思いがします。無事でいることが申し訳ないような気にもなります。もし自宅が同じような被害にあったらと思うと、やはり他人事ではいられないですね。
こんな状況であまり芝生の手入れにも気が入らないのですが、とりあえずやっておかないといけない作業もありますので淡々とやりました。
姫高麗芝は今週は芝刈りをパスしました。そろそろ2週間に1回ペースにしようと思います。
秋になると落葉が始まります。芝生の上に落ち葉を堆積させたままにしておきますと、日照不足や通気性悪化によって病気などの原因になることがあります。落葉が始まったらこまめに掃除しておきましょう。
姫高麗芝には夏前の除草剤を散布していませんでしたのでカタバミが生えています。
春に除去しきれていなかったのかヒメクグも一株だけ確認できます。
カタバミとヒメクグ(カヤツリグサ科)とくればこのシバキープPro顆粒水和剤がお勧めです。イネ科雑草と広葉雑草の両方に広く適用があり、なおかつカヤツリグサ科にも効く貴重な除草剤です。薬剤はゴルフ場でも使われている成分ですが、一般家庭でも量的にもてあますことが無いような容量になっています。(1本で約30平米散布できます)
この除草剤を先週水曜日の朝、仕事に行く前にサクっと散布しておきました。ゴルフ場向けの除草剤にはよくあるのですが、はっきりとした効果が現れるまで3週間ぐらいかかりますから、みるみるうちに枯れてゆくイメージとは遠いと思います。数日たって効いて無さそうだからといって再度散布してしまうと薬害が発生しますので要注意です。
ベントグラスは一部分だけ残してはがしてしまいました。
はがした部分に残ったベントグラスの株を少しずつ田植えのように移植して再生する方向で実験開始です。
万能スコップを床土に差し込んで植える穴をあけます。
開けた穴にベントグラスの株を差し込んで植え付けます。
田植えのような感じで植え付けられたベントグラス。とりあえずこの1列がうまく根付くのかどうかを確認してから他のエリアの作業をする予定です。
植え付け後にたっぷり散水して、発根を促す目的でアルムグリーンを散布しておきました。有機酸酵素EXも発根向上には効果的です。
さて、ベントグラスの田植え方式がうまくいきますかどうか、今後の推移が楽しみです。