ミミズ対策再び

2018年10月21日(日)

ミミズが気になる場所を椿油粕で対策

今日も朝から好天。朝一番は薄手のジャンパーを羽織ってワンコの散歩に行くぐらい冷えてましたが、日中になると一変、汗ばむ陽気になりました。

今日は本来なら除草剤散布を予定していたのですが、一部ミミズが気になる場所がありましたので対策をしておきました。


ベントグラスの修復は順調です。今日も20ミリで芝刈り。今は中2~3日ぐらいのペースで刈っています。


裸地化していた部分にはカタバミなどの雑草が少々生えています。ベントグラスの雑草抑制効果がどの程度なのかを見てみたいので、あえて残しています。

ベントグラスの密度の高さは、芝草の中でもかなりのものがありますから、密度による雑草抑制効果がどんなものなのか様子を見てみます。また、アレロパシー(他の植物を排除する性質)も意外と強いかも、という願望に近い期待もあります。


姫高麗芝は2週間ぶりに25ミリで芝刈り。成長がかなり衰えていますから、2週間ぶりにも関わらず刈り草は集草箱1杯分という少なさでした。


秋雨で少々悪化していたカーブラリア葉枯病は、気温低下でほとんど収束に近い状況です。時期的にこれからガンガン修復することはありませんから、被害の拡大が止まるという程度で考えておく方がいいでしょう。

飛び石より向こう側はpH下降剤を入れたエリア、手前は入れてないエリアですが、傾向的にはpH下降剤を入れたエリアの方が抑制気味です。ただ、かなりきつい資材ゆえに、少々芝生を傷めたかなという感じもあります。まきかたの工夫が必要ですね。資材は使いこなしてなんぼですから。

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1ヶ月ほど前に椿油粕でミミズ対策をしたのですが、こういう際の部分がいい加減だったせいか、対処後も際の部分には塚が結構できていました。なるべく次世代を残さないようにしておきたいので、際の周辺だけ再度駆除しておきました。


椿油粕をまいてたっぷり散水すると、案の定出るわ出るわ、結局5~60匹ぐらいは収穫しました。

思わぬ場所からもミミズが出てきたりしましたので、もう一回全体的に駆除をするべきか迷っているところです。もう少し塚の発生状況を観察してみます。


さて、姫高麗芝にはこんな雑草も生えてきています。ヒメクグです。カヤツリグサ科の雑草は、効く除草剤が意外と限られます。比較的少ない面積ならシバキープPro顆粒水和剤、広い芝生でプロ向け資材を使うならシバゲンDFに適用があります。

すでに種を落されている可能性もありますので、処置は来年の発芽期にする予定です。


実はヒメクグは以前も生えたことがありまして、適用のある除草剤で一度駆除したのですが、去年ぐらいから再発しました。おそらく原因はこの子だと思います。散歩でよく行く近くの公園は、一部がヒメクグ畑と化していますので、足に付着した種を持って帰ったのでしょう。

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来週はカタバミ対策でMCPPかザイトロン系の除草剤を散布する予定です。茎葉処理でカタバミを枯らした後に、土壌処理系の除草剤で生えなくする処理を考えています。

ベントグラスはひたすら生育を促す方針です。