寒波に備えて芝生の耐寒性を高める

2019年1月26日(土)

ベントグラスに耐寒性を高める液肥を散布

暖かい日が多いこの冬ですが、今日から明日にかけてはこの冬一番の寒波がやってきます。ベントグラスの耐寒性を少しでも高めておきたいのでカリとケイ酸、糖が入った液肥を与えておきました。


ベントグラスの様子。成長はほとんど止まっていますので芝刈りと水やりは停止中です。暖冬なのに思っていたより伸びないのは、雨量が少ないことも影響しているかもしれません。水と成長の関係は本当に奥が深いと感じます。


暖冬のおかげか、一部で発生しているアントシアンによる紅葉現象もほとんど広がる様子はありません。フェンス際で朝日が当たるのが遅いエリアに少し見られる程度です。


例年なら寒さで葉が変色するビオラやパンジーも、この冬は葉が元気な状態です。路傍の雑草もかなり元気ですから、やはり暖かいのだと思います。


今日からの寒波に備えて、吸収の早い硝酸カリやケイ酸、糖を含んだ液肥で耐寒性を高めておきます。スーパー・ポリ・スピリットとハード葉素1号を500倍で混合散布。


姫高麗芝は何もすることがありませんが、来月には更新作業が待っています。


次週あたりから姫高麗芝にも有機酸酵素EXの定期散布を開始して、春の立ち上げ促進を開始します。

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