更新作業第1弾 エアレーションと高麗芝の発根促進開始

2021年2月7日(日)

ローンスパイクによるエアレーションと有機酸資材の散布開始

さて、2月に入りいよいよ姫高麗芝を起こしてやる時期になりました。更新作業第1弾としてローンスパイクによるエアレーションと、発根を促すために有機酸資材の散布を開始しました。


ベントグラスもエアレーション。先週あたりからスイッチが入った感じですから、そろそろ芝刈りを開始した方がよさそうです。


姫高麗芝の更新作業第1弾はエアレーションから。私が腰に爆弾を抱えておりますので、ここ何年かは負担軽減のため更新作業を分割してやっています。先にエアレーションを持ってきた理由としては、これから週1回ペースで散布を予定している有機酸資材が少しでも効果を発揮することを目論んでいます。

更新作業って何?と思われた方は「2月のお手入れ 基本作業と注意点」をご参照ください。


高麗芝が芽吹くのは3月上旬あたりからですが、2月から週1ペースで有機酸資材を散布して発根を促しておくと立ち上がりが良くなることが期待できます。

今週は有機酸酵素EXを500倍で散布。エアレーションの穴からより浸透することを期待です。


先週も注意喚起しましたが、エアレーションなどの根切り作業と芝生用除草剤の散布は必ず十分な期間を空けてください。シバキープシリーズの場合はメーカー推奨で3か月です。芝生にしっかり栄養を与えている場合はもっと短い期間でも大丈夫なことがありますが、それでも念のために2か月以上は空けた方がいいでしょう。私のように「あえてやったらどうなるの?」というマニアックな興味がある方は別ですが。

すでに除草剤を散布しちゃったよという方は2か月ぐらいはエアレーションや根切り作業を先延ばし、エアレーションや根切りを優先したい方は除草剤散布を2か月以上先延ばししてください。


更新作業第2弾は21日(日)あたりに低刈りや根切り作業、スーパーグリーンフードの散布を行う予定です。気が変わったら一部前倒しするかもしれません。

芝焼きもできればやりたいのですが、ご近所さんが洗濯物などを干している時はできませんからどうしても夕方に時間が限定されることと、灰が舞い上がったり焼いた後の臭いが結構あるなどの懸念もあるので、芝焼き直後に雨が降るラッキーなタイミングがあれば検討します。

時々「目土入れはどうしてますか」というご質問をいただきますが、私の自宅では基本的に全体的な目土入れはしない方針で、凹みが気になる場合に部分的に目土を入れる程度です。

これはグランドレベルの上昇を抑えるためと、目土入れ無しで現在の土壌を改善することでどこまで継続的な芝生の維持ができるのかを確認したいという目的があります。もう十数年全体への目土入れは行っていませんが、今のところは特に問題無く維持できています。

もちろん目土入れを否定するつもりはありませんから、お好みに応じて実施していただければと思います。ご自宅に合った手入れを探ってみてください。