猛暑で姫高麗芝とベントグラスの明暗分かれる

2018年8月5日(日)

連日の35℃超えと熱帯夜で芝生に明暗

姫高麗芝は絶好調もベントグラスはグロッキー

いやーそれにしても暑いですね。7月初旬に初めて経験する豪雨があったかと思えば、今度は初めて経験する猛暑です。予報は常に最高気温35℃付近で最低気温は27℃付近。1日中適温を外れるベントグラスには非常にきつい夏となっています。姫高麗芝は水切れさえさせなければ絶好調を維持できそうです。


ベントグラスは連日の猛暑で完全グロッキー状態。1日中適温を外れていますから休まる暇も無いでしょう。


日中の強い日差しで光合成は停滞し、この時期の再生は望むべくもありません。ただひたすら体力を消耗しているという感じです。ほとんど成長もしていませんから、負担となる芝刈りも中止しています。猛暑が去るのを待つしかないですね。


ベントのスペースに侵入しようとする姫高麗芝。ここには非選択性の除草剤を散布しておきました。ベントに姫高麗芝が侵入してしまうと、ベントだけ残すのはほぼ不可能です。(逆なら簡単)


姫高麗芝は昨日25ミリで芝刈り。猛暑ですが毎朝散水しているので絶好調を維持しています。こんなにきれいな8月を迎えるのは記憶にないですね。


2日前と3日前に万緑-NHTを50g/m2、エンザアミンを20g/m2散布しました。一昨日、超久しぶりの雨(と言っても夕立が10~15分ほど)が降りましたので肥料もよく効いていると思います。


昨日は駐車場のエッジ処理もしました。芝切り一番でエッジカット。


カットした部分を取り除くと、


ビシッと際がそろってビューティホー♪ 散髪したてのような爽快感です。


常時駐車することで日照が得られず枯れていた場所もだいぶ復活しました。
関連記事:駐車場の芝生は車を駐めたままにすると枯れる


姫高麗芝が絶好調と油断する事なかれ。枕木の陰になる場所など条件の良くない場所にはカーブラリア葉枯病のパッチがうっすらと発生していることも。


うっすらパッチが確認された場所にはスーパーグリーンフードを平米100g程度散布しておきます。


姫高麗芝と花壇の間にも非選択性除草剤を散布(白い粒が除草剤)。これによりはみ出た芝生を枯らしながら花壇への侵入を防ぎます。ただし、除草剤が芝生や花に近すぎると影響が出るので要注意です。


予報では8月一杯は気温が高めで推移するとのことで、毎朝の散水はしばらく欠かせないようです。すでに水道水はぬるま湯状態となっているので芝生がかわいそうなのですが、水不足で枯れるよりははるかにマシでしょう。