土壌改良材の散布で更新作業の仕上げ

2022年2月27日(日)

昨年と今年の庭の様子の違い

天気予報ではいよいよ冬の寒さも終わりを告げているようです。それにしてもこの冬は久しぶりに冬らしい冬でした。

蕾が遅れていたスイセンもようやく顔をのぞかせました。


こちらは昨年同時期の様子、成長具合が全然違いますね。


これは今年のミニバラの様子。こちらもようやく新芽が出始めたという感じです。


昨年同時期のミニバラはこのぐらい成長していました。こちらも全然成長具合が違います。

先週の芝生管理記録で昨年同時期の気温を振り返る話題をお届けしましたが、かなりの暖冬だった昨年と冬らしい冬だった今年の違いが植物の成長具合にもはっきりと現れているようです。


ベントグラスにも違いが出ていまして、これが今日の様子。


こちらが昨年同時期の様子。いろいろと実験もしていますから単純比較はできないものの、成長の勢いが違うのはなんとなくわかりますね。

昨年より成長が遅くてもそれは気候の違いもあるということを前提に観察する必要があるでしょう


スーパーグリーンフードの散布で姫高麗芝の更新作業の仕上げ

事後報告になりますが、予定通り2月23日(祝)に姫高麗芝にスーパーグリーンフードを散布しました。

作業前にパンで腹ごしらえ。チョコ好きの私はセブンイレブンのふんわりちぎりパンが好物なのですが、軽く焼いて食べるとさらにおいしいんです。表面をカリっと焦げ目がつくぐらい焼くと中のクリームが溶けて生地に染み込み、口に入れた瞬間にじゅわーっと広がるのがたまりません。


腹ごしらえの後、スーパーグリーンフードの散布はドロップシーダーを使ってサクッと。

どんな感じで散布されるのか動画を見たい方はこちら


本体の底にある穴から資材が下へ落ちる構造になっています。


穴の開閉はこのレバーでシャッターを動かすことで行います。


これがシャッター全閉の状態。この状態ですと資材はほとんど吐出しませんので、必ず全閉状態にしてから資材を投入してください。私はシャッターを開けたまま資材投入をやらかしたことが何度かあります。


スーパーグリーンフードの散布量は平米あたり100gです。そして散布後はたっぷり散水。

今の時期は気温が低いですのでやや臭いが消えるのが遅くなる傾向があります。スーパーグリーンフードの臭いをできるだけ早く消すには散布後の水分をできるだけたっぷり与えることがポイントです。(雨の直前や前日をお勧めする理由もこれです)

この日は朝散布して散水、その後お昼ごろにも再度たっぷり散水しておきました。そうすることで翌日にはほぼ臭いは消えていました。


スーパーグリーンフードの臭いを早く消すには、散布時になるべく周辺に飛び散らせないこともポイントになります。(散水しない所へ飛散してしまうと臭いが残るため)

手で散布する場合はできるだけ腰をかがめて低い位置から散布すると飛散を抑制できますが、腰痛持ちの私にはこの作業がつらく、そのためドロップシーダーを使っている面もあります。


今朝の姫高麗芝の様子。再度低刈りをしてみましたがさすがに3回目となると集草箱1杯分ぐらいしか刈れませんでした。あとは際の部分をバリカンで削るように刈って更新作業は終了です。

今日女房から「なんで芝生が黒いん?芝焼きした?」と聞かれましたが、芝生が黒く見える理由についてはこちらで解説しています。「二回目の低刈りと発根促進継続


今日は春の発根促進を継続するためアルムグリーン500倍とスーパー・ポリ・スピリットを1000倍で混合して平米1リットル散布しておきました。

アルムグリーンの有機酸が根を刺激し、スーパー・ポリ・スピリットのカリが根肥として吸収されることを期待しています。


庭の春の準備が進む

芝生以外も春の準備を進めています。レモングラスも植え替え。

レモングラスの習性なのかどうかわかりませんが、なぜか外へ外へ成長してしまい最終的には残りがこれだけになってしまいました。なので元に戻すべく休眠している間に植え替えです。


これでおおよそ元の位置になりましたから、ここからまた成長させていきます。

ちなみにレモングラスも芝生と同じイネ科ですので、水不足になると葉が巻いて芝生と同じような症状がでます。


バラを植えた花壇には女房が土の流れ止めでレンガを設置してくれました。


八つある鉢植えのバラの植え替えも女房が一人でやってくれ、仕上げの置き肥で一段落したようです。


庭の春の準備も進み、芝生もその他の植物も今後の成長が楽しみですね。芝生には来週粒状肥料を与えてさらに成長を促す予定です。