昨年同時期の気温を振り返ってみる

2022年2月20日(日)

暖冬の昨年と厳冬の今年の気候を比較してみる

暖冬だった昨年と違い今年の冬は寒いですね。温暖な瀬戸内にある広島県福山市でも2月17日(木)には薄っすら積雪がありました。


その他の日も霜が降りる日が多く、体感でも昨年と違うことが分かります。


気温の実績を見ても今年の2月は暖かい日で最高気温10℃台前半、気温一桁の日も多く見られます。

データ出展:気象人さんのサイトより

昨年の2月は最高気温10℃台後半の日も多く、中には20℃付近まで上昇している日もあります。最高気温一桁の日も少ないですね。

松浦商店に集荷に来るドライバーさんとも「去年は温かったのに今年は寒いねえ」なんて会話していたり。


単純比較はできないかもしれませんが、昨年の今ごろはスイセンのつぼみがこのぐらい出ていたのに今年はまだ頭すら見せません。(施肥などの管理の影響もあるかもしれません)

芝生の春の立ち上がりにも何らかの影響があってもおかしくは無いと思います。


さて、その芝生はというと姫高麗芝は萌芽を待つばかりの状態です。暖地ですと例年なら3月上旬から萌芽が活発になると思いますが、今後の天候次第では少々やきもきさせられるかもしれません。

3月が暖かくなるといいのですけど。


ベントグラスも休眠状態でほとんど成長していません。今週後半から気温が上がりそうですので、それに反応しそうな感じはします。


今日は姫高麗芝、ベントグラスともに春の立ち上がりを促進するための液肥を散布。アルムグリーン500倍、スーパー・ポリ・スピリットとアクアセーフGを1000倍で混合して平米1リットル散布しておきました。

昨日はたっぷり雨が降って土壌水分たっぷりですからよく浸透してくれると思います。

アルムグリーンは週1ペースの有機酸資材散布による発根促進の継続、スーパー・ポリ・スピリットは根肥のカリを与え初期成育促進、アクアセーフGは浸透性を高めて吸収促進を期待しています。


液体資材の混合散布をする際に重宝しているのがこのツール。名前を「はかりマーゼ」といいます。計って混ぜるからはかりマーゼ、ストレートですね(笑)


棒の先端はこのように計量できるようになっています。


写真では見辛いかもしれませんが、5mlと10mlが計れるメモリ(というか段差)があります。10リットルの水に対して1000倍希釈する際には資材を10ml一杯、500倍なら10mlを2杯、そんな感じで使っています。


使い方は簡単で、資材を規定量になるよう計量。


くんでおいた水に投入して混ぜたら完了です。

資材の原液同士の接触は避ける必要がありますから、軽量部分に原液が付着したまま次の資材を計るのは厳禁です。

気になる方はホームセンターで探してみてください。ジョウロで混合散布する機会が多い方にはお勧めのツールです。

関連記事:液体資材の混合散布

さて予定していたスーパーグリーンフードですが、23日(水)に散布することにしました。天気予報ではその後暖かくなる予報ですので微生物も活動しやすくなることが期待されます。

暖かくなるのが待ち遠しいですね。