光合成促進のための液肥散布と刈り止めのタイミングについて

2022年10月23日(日)

庭の様子

今日もすかっと秋晴れ。行楽を予定していたみなさんにとっては最高のお天気になりそうですね。


バラも朝日が気持ちよさそう。


レモングラスの退色と枯れ葉の増加が進んでおり、秋の深まりを実感させてくれます。


芝生の様子

ベントグラスは夏の傷みからの再生が順調に進行中(播種はせずに自然治癒です)。

25ミリで中2~3日ペースの芝刈りを繰り返しています。

TM9化についてはまだ検討中で、やるとなったら今のうちにベントをはがして来春にTM9の植え付けになると思います。


姫高麗芝は2週間ぶりの芝刈り。成長がかなり鈍化していることと刈り高を25mm→30mmに上げたこともあり、刈り草は集草箱2杯分程度でした。

成長モードから来年のための栄養蓄積モードへ転換しているようです。


光合成促進の液肥を散布

光合成促進のため超ハード葉素を500倍で葉面散布(平米500ml程度をジョウロでサラッと散布)しておきました。

ベントグラスは秋の再生促進、姫高麗芝は栄養蓄積の促進が目的です。


キトサン溶液の週1回の葉面散布も継続しています。希釈率は300~500倍、平米500mlぐらいでジョウロでさらっと散布しています。

週の半ばあたりで早朝にサクッと散布する感じでやっています。

なんとなくですが蛾の成虫を見ることが少なくなったり、蜘蛛の巣状の菌糸をあまり見かけなかったり、病気の気配が少なくなったりといった印象です。

ただ、これらは今年の天候などの要因でたまたまかもしれませんので、来年もシーズンを通じて実施して評価できればと思っています。

こういった天然素材の資材は農薬のようにまいて一発で効くというものではないですから、定期的に散布してじっくり取り組むのが最適でしょう。


日本芝の刈り止めのタイミングについて

成長がほぼ止まる時期に入ってきますと刈り止め(最後の芝刈り)をいつにするかを意識するようになると思います。

私の場合はいつ刈り止めにするかをあらかじめ決めることなく、天候や芝生の状況によって判断しています。

特に穂が出てそれを刈るタイミングは気候に大きく影響されるため、刈り止めのつもりでいたけどその後穂が生えてきたので穂刈りをすたこともあります。(2019年の記録的暖冬で12月に穂が生えそろった時の様子

前回の芝刈り以降、急に寒くなってほとんど成長が止まってしまったという場合は、前回で刈り止めということもあります。

刈り止めをしたらそれ以降は芝刈りをしてはいけないわけでもありませんから、その年の天候や芝生の状況に応じて臨機応変でいいのではないかと思います。