姫高麗芝はいまだに穂が出ず、穂刈り無しでシーズン終了か

2023年12月27日(水)

いまだに穂が出ない姫高麗芝

この冬最強の寒波の影響で芝生もすっかり冬景色の様相になりました。あとは全面が冬枯れになるのを待つばかりです。


冬枯れは進行しているものの出穂(しゅっすい)はほとんど見られません。

予定としては12月中に穂が出て、穂刈りして今年の刈り止めとするはずだったのですが、前例の無い出穂の遅れに少々戸惑っている感じです。

はたしてこのまま出穂の無いまま休眠を迎えるのか、それとも初の1月の出穂となるのか、興味深い状況になっています。


秋にも花を楽しませてくれたバラたちは、女房が少しずつ選定をしてくれています。

来春の花期が今から楽しみです。


女房がバラの花を玄関に生けてくれるのですが、帰宅した際になんとも良い香りが出迎えてくれるので、楽しみの一つになっています。


我が家の冬の間の芝生の手入れ

冬の間は基本的に芝生の手入れはほとんどありませんが、土壌改良を進めておく意味でキトサン溶液スーパーグリーンを300倍に希釈して、月2~3回ペースで散布しています。

特にスーパーエルニーニョが発生しているこの冬はかなり温かい冬になりそうですから、その分冬枯れした芝に冷気から守られた土壌では微生物の活動がしやすくなるのではいかと思います。

キトサン溶液スーパーグリーンに含まれる酢酸が微生物の多様性を促し、キトサンが善玉菌(放線菌)を増殖させて糸状菌の悪玉菌をやっつける、このような環境改善が土壌でゆっくりと進むことを期待しています。


冬の間にやっておくことと言えば、あとは雑草対策ですね。

冬雑草の代表的なものと言えばスズメノカタビラですが、我が家の場合は姫高麗芝の中で雑草化したベントグラスもあります。

これらを防除するために、シバキープエース液剤(希釈して使うタイプの茎葉処理剤)の全面散布を予定しています。年末年始休暇の間に散布する予定です。

あとは来春の更新作業まではおあずけとなります。

関連記事:1月の芝生の手入れ 基本作業と注意点

年末のご挨拶

さて、今年も1年間、拙サイトや松浦商店の方で大変お世話になりましてありがとうございました。

来年も皆様の芝生のお手入れにお役立ちできるよう尽力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。