秋の除草剤散布とその理由

2024年11月4日(月)

成長が鈍化した芝生の様子

11月に入ってもまだ気温が高めで推移していますが、さすがに朝晩の気温低下と日照時間が短くなることで芝生の成長も鈍化しています。芝刈りはお休み中。

昨年はついにほぼ出穂せずに休眠を迎えましたが、今年はどうなるか興味深いところです。


今年は病気もほぼ出ず、目立った害虫被害も無く、異常な暑さの夏にも負けず、好調を維持したまま休眠を迎えられそうです。

雑草対策も、春の土壌処理剤(シバキープIII粒剤)、梅雨時期の茎葉処理剤(シバキープエース液剤)の散布により、ほぼ雑草が無い状態が続いています。


秋の除草剤散布とその理由

雑草を抑制した状態で来年のシーズン入りを迎えられるよう、今年は秋に土壌処理剤を散布することにしました。

シバキープIII粒剤を平米30~40gぐらいになるように散布。土壌処理剤で4か月ほど残効しますから、冬の間に生えてくるスズメノカタビラなどの雑草を抑制してくれることと思います。そして、来春の更新作業の時期には薬効が切れ、エアレーションや根切りなどによる薬害が防げるだろうという目論見です。

仮に更新作業をしなかったとしても、春の土壌処理剤の散布は芝生の立ち上げ期の生育に影響が出ますので(薬害による生育の低下)、それを避ける意味もあります。雑草が抑制されたまま芝生の立ち上がりがスムーズになり、芝生に勢いが出て薬害耐性がついた頃から除草剤散布を再開、といったイメージで考えています。


今回の散布では、初めて粒剤スプレイヤーを使用してみたのですが、個人的には6mmサイズの噴板が散布しやすいかと思います。


あえて散布しないエリアも残しましたが、これは休眠に向けての枯れに除草剤の影響が出るかどうかの確認を目的としています。除草剤を散布したエリアの方が早く枯れが進むのかどうか、こちらも興味深いところです。

芝生愛好家の一人として、芝生が緑の期間はできるだけ長くしたいという思いもあり、できれば影響無く休眠入りしてほしい。


残る作業は刈り止め(穂刈り)とキトサン溶液の定期散布

シーズンも終盤となり、芝生の作業も少なくなりました。

残っている作業は穂刈りを兼ねた刈り止め(休眠前の最後の芝刈り)と、キトサン溶液スーパーグリーンの定期散布です。刈り止めは刈り高30ミリの予定です。長めに葉を残すことで冬の冷気から土壌を守り、少しでも微生物を活動させたいという目的です。

キトサン溶液スーパーグリーンの定期散布は、シーズン中は週1回ペースでしたが、休眠中は月2回ぐらいの予定です。キトサン溶液スーパーグリーンは微生物のエサとなりますので、相乗効果を目論んでいます。


ピークは過ぎましたがバラたちも秋の開花を楽しませてくれています。


ニャンコたちは今日もまったりと。安心して寝入っている姿に癒されるんですよね。


我が家では猫がこのハンモックに入り始めると寒い時期到来のサインになってます。