2017年01月09日(月)

ケンタッキーブルーグラスに耐寒性向上資材散布

少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。本年もぼちぼち更新して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年早々の手入れと言えばケンタッキーブルーグラスの耐寒性向上ぐらいなものです。カリ、ケイ酸、カルシウム、糖、アミノ酸、鉄、苦土など、耐寒性に関連する栄養を与えています。




本日の芝生管理記録

昨日はたっぷりと雨が降り、花壇の花たちもこころなしか生き生きしています。


例年なら花びらを食べられまくるビオラも、今年はニームのおかげか食害が少ない。花壇のナメクジには椿油粕がお勧めです。


冬は日照不足になる表の花壇は、アントシアンによる葉の変色が発生し始めました。これからが寒さのピーク、がんばれビオラとパンジー。 暖かいところに植えてやれよ


ケンタッキーブルーグラスは、ほぼ成長が止まっています。今週末から来週にかけてかなりの寒波がやってきますから、完全休眠モードに入りそうです。


少しでも耐寒性を向上させるべく、1月3日にスーパー・ポリ・スピリットと有機酸酵素EXをそれぞれ500倍で散布。スーパー・ポリ・スピリットに含まれる硝酸カリは、低温でも吸収されます。カリウムは耐寒性向上や生理移行の促進、根肥などの効果があります。有機酸酵素EXは発根を促します。


今日は活根彩果とハード葉素1号を500倍で混合散布。ハード葉素のケイ酸、苦土、鉄、活根彩果のアミノ酸で耐寒性の向上を期待しています。ハード葉素1号を持っている方は、ぜひ花にもあげてください。鉄や苦土によって花や葉の色が鮮やかに仕上がります。超オススメです。


姫高麗芝は完全に休眠モード。


昨年10月に散布した除草剤のおかげで、雑草はほとんど生えていません。


散布ムラでわずかにスズメノカタビラが生えていますが、数が知れているので抜き取りも楽チン。


さて、今年はどんな年になりますかね。芝生にとって好都合な天候になってくれるといいのですが。