初芝刈りと光合成促進資材の散布

2024年03月31日(日)

初芝刈り後の芝生と庭の様子

2日ほど前からようやく寒さが抜けた感が出てきまして、芝生の成長も良くなりそうです。

ちょっと早いかなとは思ったのですが、次の週末の天気が怪しいため初芝刈りをしました。

刈り高は17ミリ、刈り草は集草箱2/3程度ですから、ほんの気持ち程度の芝刈りです。


異常に温かかった昨年3月、異常に寒かった今年の3月、その違いは生育にも現れており、昨年より1週間から10日ぐらいは遅い感じがします。

今後の好天を期待したいところですが、曇りがちの日や雨の日が多そうなのが気がかりです。


こちらは昨年の3月26日の様子ですが、こうやって見比べてみると今年の方がやや生育が遅いのが分かります。


バラの方も女房の手入れですくすく成長し、つぼみも付き始めました。


「ミニバラかわいかったから買っちゃった」「通販で新しいバラ頼んじゃった」と、次々にバラの鉢植えが増殖中。その勢いは芝生の生育をはるかに上回ります。


「刺し芽で増えちゃった」のがこちらのバラ。お気に入りのを増やしたようです。

この勢いで増えていくと、そのうち我が家のグランドカバーはバラになってしまうかもしれません。


ラージパッチの症状現る

順調そうに見える芝生ですが、隅っこの方でラージパッチの症状が現れています。

発芽が遅れることでパッチ状になる春はげ症と見間違いそうですが、パッチ外周部の枯れが赤っぽくなっていることや、その葉を引っ張ると簡単に取れてしまうことからもラージパッチと思われます。


ラージパッチの様子

今までは芝生の中に植えていたヤマボウシを中心にラージパッチが発症するのが恒例のパターンとなっていましたが、今年新たに発生したのは今まで発症とは無縁だった場所です。

昨年の庭のリフォームで病気が出やすい場所が変わったのか、それとも今年たまたま発症したのか、このあたりは今後数年かけて様子を見ることになります。


ラージパッチ対策としてパッチ部分にスーパーグリーンフードを平米200g散布。


ラージパッチは外へ広がる性質がありますので、パッチ部分だけでなくパッチの周辺部にも散布しておきました。


光合成促進資材の散布

天候不良が多そうな予報が出ていることとラージパッチからの再生や健全部分の予防の意味で、キトサン溶液スーパーグリーンを300倍、スーパー・ポリ・スピリットを1000倍で混合し、平米1リットル散布。

キトサン溶液スーパーグリーンは発根向上や微生物相を豊かにする効果、善玉菌と言われる放線菌を増殖させる効果があります。それに加えて原料のキトサンをお酢で溶かしてあるのですが、お酢には光合成で生成されるグルコースと同様の成分が含まれているとされており、光合成の促進も期待できます。

スーパー・ポリ・スピリットはカリの中で最も吸収が早い硝酸カリが含まれており、こちらは光合成の生理移行を促す作用があります。

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天候は人間の都合には合わせてくれませんが、悪影響は少しでも小さく、好条件はできるだけ生かせるようになることを期待して資材を散布しています。


長期予報では今後は気温が高めになるとの予報、できるだけ好天が多くなって芝生がすくすく成長してくれることを期待したいですね。