季節外れの落ち葉集めと除草剤による根止めの効果

2023年01月08日(日)

芝生の様子と季節外れの落ち葉集め

年明け初の更新です。今シーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。

芝生の方はベントグラスも休眠モードとなり成長はほぼ止まっていますので芝刈りは停止中です。肥料も水やりも止めていますが、これをやっていればもう少し状態は良かったのではないかと思います。

1月下旬あたりに バーチカルカットによる密度低下→エアレーション→刈り高の下げ を更新作業として行う予定です。


姫高麗芝の方は連日の降霜によってようやく休眠期らしい色合いになってきました。

同時に遅れていたヤマボウシの落葉が始まり、季節外れの落ち葉集めをしています。


落ち葉を回収してスッキリ。しかし、まだまだヤマボウシには枯れ葉が大量にありますから当面は落ち葉集めが日課になりそうです。


こちらが昨年同時期(2022年1月9日)の様子ですから、いかに退色が遅れているかがよく分かります。


比較的退色が進んでいる場所でも緑の葉がこれぐらい残っているため、どうしても黄緑色っぽく見えます。

昨年は1月が比較的暖かく「もう冬は終わった?」と思っていたら2月から寒波の連続でしたが、今年はどうなるでしょうね。

昨シーズンはちょっと無茶な除草剤の実験をして春の立ち上がりに影響がでましたが、今年は無茶をせずにスタートさせる予定です。


私が庭でごそごそしている間、キジトラのいすずは日向ぼっこ。


除草剤による芝生の根止めの効果

こちらの写真の芝生の際の部分にはシーズン中から除草剤(芝生も枯れるタイプ)で芝生の根止めをしていました。

関連記事:pH下降剤散布によるプチ葉焼けと雑草化するベントグラス・芝生の侵出止め

その効果がこちら。除草剤を散布している部分が根止めの効果を発揮して、芝生の侵出が食い止められています。

ここ以外でも、枕木やレンガ、コンクリなどの隙間にはみ出していく芝生の対策としても応用しています。

芝生が侵出しては困る場所の対処法の一つとしてヒントになれば幸いです。


松浦商店の芝生用資材の値上げについて

さて、昨年夏ごろにも一度ご案内しました通り、この1月から順次値上げをさせていただく予定です。

平均的に3~5%程度の値上げになるだろうと予測してご案内していましたが、仕入れ値が予想外の値上げになる商品もあり、その限りではなくなっていることをご了承ください。

もちろん、いかに値上げを抑制するかについても商品ごとに対策を考えていまして、中には値上げをせずに今年もがんばってみようかと思う商品もあります。

ぎりぎりまで検討しながら値上げもしくは据え置きを判断しようかと考えております。

年初から大変申し訳ないご案内となりますが、昨今の事情を鑑みて何卒ご理解賜ります様お願い申し上げます。