姫高麗芝に除草剤・ベントに混合液肥を散布

2018年3月18日(日)

春の雑草対策と芝生お健全性の促進

シバキープII粒剤とカリ・ケイ酸・有機酸の混合液肥を散布

しばらく暖かい日が続いた影響で、姫高麗芝は萌芽が促されてやや緑がかり、ベントグラスLS-44は成長に勢いが出てきました。今日も朝から好天で絶好のガーデニング日和。予定していた除草剤散布を実施しました。




寄せ植えの鉢

寄せ植えの葉牡丹は塔が立って別の植物のように。


満開のスイセン

我が家のスイセンは遅咲きタイプですが、このところの暖かさで一気に満開になりました。


2018年3月18日のベントグラスの様子

ベントグラスLS-44は、前日に13ミリで芝刈り。成長がかなり旺盛になってきました。


刈りすぎたベントグラス

油断していたため伸びすぎた場所はやや刈りすぎの様相。かわいそうなことをしてしまいました。新たな芽が次々と出てきていますから、徐々に回復してくれることを期待しましょう。


カリとケイ酸、有機酸の混合液肥

ベントグラスには、生理移行を促進させるカリ、葉の表層を強くするケイ酸、光合成を促進する鉄と苦土、肥料吸収を高める有機酸を混合液肥として散布。スーパー・ポリ・スピリットとアルムグリーンを500倍、ハード葉素1号を1000倍で混合散布しました。


2018年3月18日の姫高麗芝の様子

暖かい日が多かったため、姫高麗芝の萌芽が促されやや緑がかってきました。


スズメノカタビラを抜く

芝生が勢いづくということは、雑草も同様に成長します。まずは、大きくなった雑草の抜き取りから。写真の雑草はスズメノカタビラです。


発芽し始めた芝生の雑草ツメクサ

芝生の中で発芽しはじめたツメクサ。非常に抜きにくいため、こういうのは除草剤にまかせます。芝生愛好家に忌み嫌われるカタバミも除草剤が現実的です。


芝生用除草剤シバキープII粒剤

おおまかな除草が終わったら、今度はシバキープII粒剤の散布。今生えている雑草を枯らす効果と、発芽を抑制する土壌処理効果があります。顆粒状の除草剤ですから、容器のふたを開けてパラパラまくだけの手軽な除草剤です。


シバキープII粒剤の用量

シバキープII粒剤には430gと900g、1.3kgがありますが、私はいつも900gを使用しています。我が家の芝生は約50平米ぐらいになりますので、これを1~2本まくのが用量の範囲内となります。

散布ムラによる薬害のリスクを低減するには、上限一杯にしない方がいいですから、1.5本ぐらいになるような感じで散布しています。


ホースリールを水洗い

散布後に薬剤を地表に落す感じで軽く散水。散水後はホースをよく水洗いしておきましょう。

芝生がしっかり乾いていて、葉の隙間から地際に顆粒が落ちているようなら散水する必要はありません。


日本芝用除草剤を散布後は西洋芝には立ち入らない

シバキープII粒剤は日本芝専用の除草剤です。粒が付着した靴でベントグラスやブルーグラスに入ると枯れてしまいますので要注意です。


シバキープII粒剤は、薬剤が土壌に浸透することにより処理層を形成し、根から成分が吸収されるのが特徴です。茎葉からは吸収されませんので、葉にのっかったままの粒は効力がありません。粒が土壌に接触している状態になることが必須の除草剤です。

また、薬剤を浸透させりためには土壌が湿っていることが必要です。好天続きで乾燥している場合はあらかじめ前日にたっぷり散水しておくなどして土壌を湿らせて浸透性を高めておいてください。

その他の注意事項もしっかり読んで、適切に取り扱ってください。農薬は正しく使ってこそ効果を発揮してくれます。

今週は天候がよくないようですから、ミミズが活発になりそうな予感です。様子次第では来週あたり椿油粕の散布をするかもしれません。ミミズは塚が無くても存在していることがありますから、気になるようでしたら対処しておくことをお勧めします。