2024年04月07日(日)
芝生と庭の様子
姫高麗芝は順調に緑化が進んでいます。
出穂も本格的に始まりましたが、3月が異常に寒かった影響で昨年より1週間から10日ほど遅い感じです。
昨年は1年間ミミズ駆除をしませんでしたので大量のミミズがいると思われますが、雨がよく降るわりには糞塚は少なく、できる糞塚のサイズも小さめです。糞塚形成が許容範囲になってくれればミミズとの共存の可能性が出てきます。今年もミミズ駆除はせずに様子を見ていきましょう。
写真では寝ている葉の隙間から直立する細い新葉が出ているのが確認できますが、この状態になってくると密度の高まりが進みます。芝生愛好家にとってはたまらない現象です。
女房が手塩にかけて育てているバラたちも元気一杯。ただ、気温上昇とともに病虫害との闘いが始まるんですよね。
今週もキトサン溶液スーパーグリーンの定期散布にスーパー・ポリ・スピリットを混合して散布。
芝生には、キトサン溶液スーパーグリーン300倍とスーパー・ポリ・スピリット1000倍の混合液を平米750ml程度散布。(40平米に対して希釈液を30リットル)
バラにはキトサン溶液スーパーグリーンを単体で500倍希釈の噴霧(葉面散布)をしておきました。
これからの密度上昇に期待です。
ラージパッチの原因か?
庭の隅にできたラージパッチですが、ここは今までラージパッチが発生したことがなくノーマークの場所でした。
先日女房が「バラの水やりのたびに芝生側へ水がながれていたのが影響してるのかな」と言っていたのですが、可能性はゼロではないものの、そこまで病気を悪化させる要因にはならないだろうと思います。
しかし、その言葉がヒントになり、雨がたっぷり降っていた日にこの場所を確認すると「これは影響しそう」という現象が発生していました。
パッチの形状と一致するかのような水たまりです。
昨年、庭のリフォームをした際に、カーポートの屋根からの雨水を排水するため芝生の際の部分をはがして排水管を埋設したのですが、その部分がやや盛り上がっているために水がせき止められる感じになっていたようです。
とりあえずの対策として盛り上がった部分をバリカンで削り排水ルートを作っておきました。これでしばらく様子を見て、まだ水がたまるようでしたら目土入れをしようかなと考えています。
排水がうまくいったからと言って必ず病気にならなくなるとは限りませんが、リスクはかなり低減できるのではないかと思います。
芝刈りによる病気の伝搬
ここにも超ミニサイズのラージパッチとおぼしき症状が見られます。これは芝刈りによって病気が伝搬した可能性があります。
画像をご覧いただければ説明不要かと思います。
芝刈りやサッチング、エアレーションなどで、器具に病原菌が付着して伝搬することもありますので、気になる方は病気の部分は作業をしないようにするか後回しにするといいでしょう。
私はあまり気にならないのでいつも通りのルーティーンでやってしまいますけど、気にしなさすぎという声もちらほら(笑)
ラージパッチについては例年発生していたヤマボウシの周辺に撤去後は発生していないことからも、やはり何らかの影響があったものと思われます。ただ、こちらもヤマボウシが無くなったから絶対にラージパッチが発生しないかと言えばそうとは言い切れないでしょうから、日常的な管理でなるべく病気が出にくい環境を整えておくことが大切かと思います。
YouTubeの方でもラージパッチの症状や対策について解説していますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。