カーブラリア葉枯病が出なくなった理由

2024年9月1日(日)

カーブラリア葉枯病が出なくなった理由

今日は台風一過で快晴。まだまだ厳しい残暑が続きそうです。おかげさまでここ広島県福山市では台風による被害はほぼ発生せず、雨がよく降っただけに終わりました。


雨が続くとカーブラリア葉枯病が出やすくなり、我が家では特にこの飛び石周辺でパッチがよく見られていたのですが、今年はほぼ見られません。

梅雨時期から晩夏にかけて例年なら「雨が降ったから仕方がない」とあきらめていた葉枯病のパッチが、今年は雨が降ってもパッチがほぼ発生せず。

その要因として考えられるのは、飛び石の沈み込みを修正したことによる水たまりの防止、キトサン溶液スーパーグリーンの定期散布、です。


昨年までは、このように飛び石が沈み込んでいたことから、雨がたくさん降ると水たまりと化していました。おそらくそれが葉枯病を助長していたものと考えられます。

今年は水たまりによるラージパッチも発生しており、病気対策として水たまりの防止はかなり有効だと実感させられます。もし病気がちで悩まれている場合は、水たまりができていないかどうかをチェックしてみることも必要でしょう。

病気の自然治癒と天候の関係、目土などで沈下した飛び石の修復

カーブラリア葉枯病に悩まされない梅雨

姫高麗芝の出穂とラージパッチの原因?

キトサン溶液スーパーグリーンの週1ペースの定期散布もかなり効果を実感していまして、こちらも葉枯病の抑制につながっていると思います。

キトサン溶液スーパーグリーンに含まれる酢酸によって発根や肥料吸収が促され、酢酸に含まれるグルコースが光合成を促進して健全性が向上、キトサンが放線菌を増殖させて病原菌の糸状菌を抑制する、こういった効果が期待できます。

また番外的な効果としては、蛾を見ることが減る、ミミズの糞塚形成が減る、といった作用も我が家では確認しています。

時々超ハード葉素1号やスーパー・ポリ・スピリットを混合散布することで、栄養面での光合成のサポートをしていることもプラスになっているでしょう。


キトサン溶液スーパーグリーンのような自然素材を原料とした資材は、農薬のように1回散布して1発で効くというものではなく、散布を重ねるごとに少しずつ効果が積み上がっていくイメージで考えていただいた方がいいでしょう。

キトサン溶液に限らず、無農薬や減農薬を目指す資材は、手間をできるだけかけたくないという方にはあまり向かない資材となります。


まだまだ残暑厳しい状況が続くと思いますが、日照時間は日々短くなり、日差しも徐々に南へ傾いてゆくため、芝生はそれを感じ取っていることでしょう。気温が高い割には成長が徐々に遅くなってゆく時期に入ります。

ここからの手入れは、休眠前の緑化期間の延長や来年春の立ち上がりに影響します。


台風の前にはラドルチェビータがきれいな花を咲かせていましたが、現在は女房が夏の剪定をしてくれましたので、花はほぼ無い状態です。


秋の開花が楽しみです。


それにしても今年の夏は本当に暑いですね。お盆前ぐらいから熱中症?夏バテ?、微熱や倦怠感、軽い頭痛など体調不良が続いていました。熱が出た際には念のためコロナの検査も受けましたが結果は陰性。

とりあえず良かったと思ったものの、ここ1週間ほどは味覚に違和感があり、コロナの後遺症が出てるのかなという懸念も。何を食べてもほんのり変な味が混ざってるような、不思議な味覚です。相変わらず倦怠感も続いてますし。

今年は何年かぶりにお盆休みを取ったため養生期間にできましたが、それが無かったらちょっと体力的に持たなかったかもしれません。

みなさんもくれぐれもお体にはご自愛を。