2017年05月14日(日)
硫安とハードバンの混合散布
日中の日差しには夏の気配がただよい、姫高麗芝にとってはまだ物足りない気温ですが、ケンタッキーブルーグラスは春の最盛期を迎えています。
本日の芝生管理記録
ケンタッキーブルーグラスは25mmで維持。綺麗になってきましたが、今後のためにちょっといじめることに。
サッチングをして古い葉やサッチを取り除き、密度を下げてやりました。
サッチングをした後は見た目がガサガサになりますから、
芝刈りをして整えてやります。芝刈り機をスイーパー代わりにして、ホウキで集めきれなかったサッチを回収する目的もあります。
芝生の横で彩を添えてくれたビオラたちも、そろそろ終わりを迎えています。代わってスモークツリーがモンスター化する季節がやってきました。
姫高麗芝にはキコガサダケが1本出現。ここはフェンスや車で風通しが悪くなる場所です。やっぱり風通しは大事ですね。有機酸資材の散布ペースを上げなければ。
スズメノカタビラに種を落とされる前に抜いておきます。
姫高麗芝は15mmで芝刈り。
硫安を500倍、ハードバンをおよそ650倍で混合散布。硫安はチッソと硫黄の供給をしながら表層の酸性化、ハードバンは光合成促進による健全性向上とサッチ分解促進を目的としています。チッソを積極的に与えながらも健全性を維持するという目論見です。
今後の成長が楽しみです。
そろそろ害虫にも警戒が必要な時期です。夜仕事か帰ってくるとシバツトガが飛んでいることもあります。成虫は食害しませんが、産み付けられた卵から幼虫が孵化すると食害が始まります。芝生に密度の低下や枯れが生じないかチェックして、異変を感じたら早めの対処をお勧めします。
管理人と同じくマニアックにやるなら、「どこまで食べられるのだろう」「どこまでひどくなるのだろう」という視点で観察し ほったらかしているだけ、結果的に減農薬、無農薬にするという方法もあります(笑) 自己責任においては何をやってもいいという家庭の芝生ならではのやり方です(違法なことはダメですよ)。