2017年07月09日(日)
雨と多湿、無風でカーブラリア葉枯病拡大中
雨、多湿、曇り、無風の日が多く、梅雨らしい天候が続いています。葉枯病にとっては絶好の条件が揃っていますから、見逃してくれるわけがありません。葉枯病は徐々に勢力を増しています。救いは、発病が例年より遅かったことで、被害がやや少なめであること。早く梅雨明けしてくれることを願いたい。
本日の芝生管理記録
ケンタッキーブルーグラスは35ミリに刈り高を上げて夏越し対策。
姫高麗芝は20ミリで芝刈り。今週は危うく芝刈りのタイミングを逃すところでしたが、なんとか完了。しかし、濡れた芝生を刈ったため刈り草が芝刈り機に付着し、後始末がちょっと面倒でした。やっぱり晴れて芝生が乾燥しているときに芝刈りしたい。
例年通り水がたまりやすい飛び石付近が発病。
そこから芝刈りで伝播したと思われる場所。犬の足跡病と言われる通り、点々としたパッチが発生しています。
パッチの側にはメヒシバが。コツコツ手抜きしなきゃな。
今日は万緑-NHTを平米60g散布。ケイ酸による葉の表面(クチクラ層)強化、健全性向上、サッチ分解菌(特に好熱菌)による病原菌の無害化で、症状が少しでも抑制できるよう期待です。
雨の予報だったので散布後の散水はしませんでしたが、予報通りの雨でほっと一安心。
新たな資材をテストしていますが抑制しきれる気配は無く、やはり葉枯病は手ごわいと実感する次第です。葉枯病さえなかったらホントに楽なんですけどね。