姫高麗芝の出穂、ベントグラスの密度上昇

2018年4月8日(日)

寒の戻りなど荒れ模様の天候も芝生は順調に生育

姫高麗芝は緑が濃くなり出穂、ベントグラスは旺盛に成長中

昨日は寒気の影響でヒョウが降り、今朝は降霜。寒の戻りで荒れ模様の天候ですが、芝生の方は元気に成長中です。姫高麗芝は出穂(しゅっすい)し、ベントグラスLS-44は成長旺盛で密度がモリモリ上がっています。

今日は黄化防止と健全性維持のため混合液肥を散布しておきました。



2018月4月8日のベントグラスの様子

ベントグラスは成長旺盛。密度のムラもみるみる解消されてゆきます。刈り高は現在13ミリですが、もっと長くしてモフモフの絨毯にしてみようかと思ってみたり。ただ、密度がすごいですから長くすることで葉の下部に日照が当たらなくなって不具合が出やすくなる可能性もありそうです。さてどうしようかな。


2018年4月8日の姫高麗芝の様子

姫高麗芝も順調にグリーンアップ。来週あたりから芝刈りスタートの予定です。春はなにかとバランスが崩れやすい時期ですから、しっかり光合成をさせることを優先しています。


姫高麗芝の穂

姫高麗芝の穂。放置しておくと栄養を取られますので来週の芝刈りで一緒に刈ってしまいます。

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ミミズの糞塚

みなさんの芝生にもこれがポツポツ出ているのではないでしょうか。ご存知ミミズの糞塚です。春は小さな子供ミミズもたくさんいますから、駆除には最適なシーズンです。

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混合液肥

春の黄化防止と光合成促進を目的として混合液肥を散布。スーパー・ポリ・スピリットはカリによって生理移行を促進、ハード葉素1号は鉄や苦土・ケイ酸によって光合成促進と黄化防止、アクアセーフGはミネラル供給による栄養バランスの崩れの防止と資材の浸透性向上が目的です。ハード葉素1号だけ500倍、あとは1000倍で混合散布しました。

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シバキープII粒剤で枯れたカタバミ

シバキープII粒剤散布のその後ですが、スズメノカタビラなどの感受性(薬剤の反応性)が高い雑草はほぼ全滅状態です。ただし、カタバミに関しては明暗が分かれました。写真はカタバミ(葉が緑)が枯れている様子。


アカカタバミ

アカカタバミ(葉が赤い)の方は大半が枯れていません。同じカタバミでも感受性に差があるようです。さすがに無傷というわけでもなく、薬剤の影響で成長はかなり鈍化しているように見られます。ただし、枯れるところまでは効いていないということでしょう。


シバキープII粒剤は、散布後48時間程度で土壌に薬剤が浸透して処理層を形成し、その処理層の薬剤を雑草が根から吸収して効果を発揮するという仕組みになっています。

先日我が家で散布した後、24時間程度経過した頃からほぼ3日間大雨が続きましたので、おそらくそれが原因で薬剤が流失していたのだと思われます。その結果、薬剤の量が不足して感受性が低いアカカタバミには効果を発揮しきれなかったのではないかと推測しています。

シバキープII粒剤の散布後に大量の雨が予想される場合は、タイミングをずらすことをお勧めします。

とりあえずアカカタバミに関してはMCPPかハンディタイプのスプレー式除草剤で駆除する予定です。