葉枯病とミミズ警報発令中

2018年9月18日(日)

天候不良で葉枯病とミミズの活動が活発に

秋雨前線が停滞し、さえない天候が続いています。その影響でカーブラリア葉枯病とミミズの活動が活発になっており、松浦商店のご注文の傾向にもそれが現れています。


今日は久しぶりの好天、朝から太陽が顔を出し真夏のような天候でした。朝一番で町内清掃で大汗をかき、その後は芝生の手入れでまた大汗です。


ベントグラスは25ミリで芝刈り。雨天続きで芝刈りができず伸びすぎ気味でした。もう少し気温が下がれば再生が本格化するものと思われます。大部分はシバツトガの食害で枯れていると思いますが、一部で新たに葉枯病っぽい枯れ方が見られます。葉枯病の出ている姫高麗芝と同じ芝刈り機を使っていますから、伝染してもおかしくはないでしょう。


姫高麗芝も今朝25ミリで芝刈り。先週無理やりでもスケジュール調整して芝刈りしておいて良かった(雨天の合間でぎりぎり芝刈りできました)。

先週雨を利用して粒状肥料を散布しましたが、その後予想外の大雨となったため、かなり肥料成分が流失したかもしれません。それを想定して栄養補給を実施しなければ。


天候不良と適温が続きましたから、やはりカーブラリア葉枯病が猛威をふるっています。今年はこの辺が特にひどいですね。

おそらく全国的にも葉枯病が発症しているところが増えていると思いますので、こげ茶色や褐色に点々とした枯れが発生しているようなら、早めに殺菌剤による対処をお勧めします。

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秋の長雨とくればミミズの活動も活発になります。我が家も塚が急に増え始めていますので、来週あたりに駆除する予定です。

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本日の仕上げは液肥の散布。カリ肥料のスーパー・ポリ・スピリットと光合成促進成分の入ったハード葉素1号を500倍、浸透性向上目的のアクアセーフGを1000倍で混合散布しました。

カリによる生理移行の促進と栄養補給による光合成促進で、芝生の健全性を高めることを目論んでいます。


来週はミミズ対策の予定です。雨で流れた養分を補うために、平日の栄養補給も時々やる予定です。

そろそろ気温も低下してきましたし、6月に散布した除草剤の土壌改良効果が弱まっている感じですから、除草剤の散布も計画しておかないといけませんね。