姫高麗芝の除草剤散布と出穂

2018年11月4日(日)

出穂しはじめた姫高麗芝にシバキープエース液剤を散布

この連休は気持ちのいい天気に恵まれました。観光地はどこも大盛況だったでしょうね。今日も朝から風もほとんど無く、穏やかな天候。先週風が強くて延期した除草剤散布を実行しました。


ベントグラスは中2~3日で20ミリで芝刈りしています。次の芝刈りから17ミリに下げようかと考えています。


夏枯れと害虫の食害が一番ひどかった部分もあともう少しで覆い尽くされそうです。


同じ場所の2018年9月2日の様子。こうやって修復される様子を観察するのも楽しいですね。傷んだ芝生の修復には、スーパーグリーンフードと有機酸酵素EXが大活躍しています。種の追い蒔きはせず、ほふく系による成長を促して再生させています。


姫高麗芝はほとんど成長していませんので芝刈りはパス。もうこのまま放置でもいいぐらいですね。休眠前には長めに残しておくのがオススメです。

関連ページ:霜柱から芝生の根を守る

姫高麗芝の出穂が始まりました。出穂の多さは芝生からのサインかもしれませんので、よく観察してみてください。穂が伸びてきたら穂刈りをしておきましょう。

関連ページ:芝生に穂が生えてきた

今日は除草剤散布を決行。やっつけたいのはこちらのアカカタバミ。青い葉のカタバミは、根から薬剤を吸わせえるタイプのシバキープII粒剤でもなんとか対応できますが、アカカタバミは根が元気になっているものは難しいようです。そういう場合は茎葉処理(噴霧して茎や葉から薬剤を吸収させる)で駆除した方がいいでしょう。


アカカタバミと共にやっつけておきたいのが、このスズメノカタビラ。冬雑草としてこれから生えてきます。


使用した除草剤はこちら。シバキープエース液剤です。中身はアージランとMCPPの混合液です。掲示板を昔からご覧になっている方には、apis special でおなじみの組み合わせですね。


容器に計量カップが付属していますから、希釈液を作るのも簡単です。


ボトルを押すと薬液が出てきて計量カップ内に入ります。


2リットルの水に対して投入する場合は、2リットルの線まで薬液を出します。


後は規定量の水に注いでよくかき混ぜるだけ。一応展着剤入りとなっていますので、あまり激しくかき混ぜると泡立ちます。そーっとかき混ぜてください。


後は適量噴霧して効果の発現を待つだけです。100倍希釈液を平米100~200ml散布するのが基本になります。

シバキープエース液剤は展着剤入りにはなっていますが、噴霧してみた感じではカタバミにはかなりはじかれるかなという印象でした。効果が思ったほど得られないようなら、展着剤を追加した方がいいかもしれません。そのあたりはまたご報告いたします。


姫高麗芝の出穂が始まると、あ~シーズンが終わるんだなあとしみじみ実感します。まあ来年のための準備はしたつもりですので、後はそっと休眠してもらって春の訪れを待ちましょう。

ベントグラスはまだまだ修復が進みそうですね。みっちりとした絨毯にして冬を迎えたい。