除草剤その後とラストスパートの施肥

2018年11月11日(日)

除草剤散布後の様子とベントへの粒状肥料散布

今日も朝からおだやかな秋晴れで、紅葉を見に行くには絶好の天気。行楽地のにぎやかさを想像するとこっちまでニヤニヤしてしまいます。

先週姫高麗芝に散布した除草剤は、予想していたより効果抜群で、効きすぎからやや薬害気味となっています。ベントグラスにはラストスパートの肥料を与えておきました。


ベントグラスは中2~3日で17ミリで芝刈りしています。夏越し中25ミリ、10月は20ミリ、11月から17ミリにしています。

ごく一部に食害かなと思われる小さな枯れがあったので、4日ほど前にスミチオンを1000倍で散布しておきました。今のところ殺菌剤は使用していません。数ミリカットに耐える芝草ですから、長めにすることで病気のリスクはかなり低減できそうな印象です。


お隣さんのモミジの葉がかわいい。我が家も先週は紅葉を見に岡山県の中国山地にある蒜山(ひるぜん)方面へ出かけました。


姫高麗芝は退色が進行中。先週出穂(しゅっすい)が始まりましたが、今のところごく一部で全体的にはかなり少ないですね。もう少し様子を見て、伸びてくるようなら穂刈りをします。


除草剤を念入りに散布した場所に少々薬害の気配があります。これも退色が進んでいるように見えてしまう要因でしょう。


気温が下がって代謝が衰えているから除草剤の効果の発現も遅いだろうと思っていたのですが、散布翌日には枯れ始め今はこんな状態です。

カタバミが散布液をかなりはじいている感じがあったので少し念入りに散布したのですが、そこまでしなくても良かったかもしれません。


薬害は計量も原因だったかもしれません。2リットルの噴霧器で散布したのですが、計量時に薬剤が2リットル用のラインを少々超えていましたから、その分希釈液が濃くなっていたと思われます。


姫高麗芝は日課となっている落ち葉集め。落ち葉の堆積はトラブルの元です。


ベントグラスにはラストスパートの肥料として、エンザアミンを20g/m2、万緑-NHTを50g/m2散布しておきました。夏枯れの修復の促進と、冬に備えた密度上昇を期待です。


粒状肥料の散布後はもちろんたっぷり散水。


散水したい気持ちを抑えることができず、姫高麗芝にもレインボー散水。

レインボー散水ができるようになるには人生経験を積まなければなりません。苦しかったこと、悲しかったこと、つらかったこと、そして楽しかったこと、様々な思いが虹となって現れます。太陽の光を背に受けながら積上げた思いを胸に『レインボー!!』と叫びながら散水してください。虹が現れます。(大事なのは太陽を背に受ける部分だけです)


散水後のみずみずしさはいつ見ても気持ちがいい。


姫高麗芝はやや薬害が出てしまいましたが、この時期の薬害は春にどれぐらい影響するのかが興味深いところです。来シーズンの観察テーマの一つですね。

ベントグラスはラストスパートが効きます様に!