好天続きで芝生の散水が欠かせない夏

2020年8月16日(日)

晴れが続いて順調に回復する姫高麗芝と欠かせない散水

日照時間は徐々に短くなり太陽も次第に傾き始めていますが気温は今がピーク。雨が降っていない地域では散水が欠かせないでしょう。我が家も1日おきにたっぷり散水しています。好天続きのおかげで姫高麗芝はカーブラリア葉枯病からの回復が進みほぼ全快、ベントグラスは暑さと強すぎる日差しで光合成がかなり減退しているようで成長が鈍化しています。


猛暑の中がんばって咲いているバラ。保水量が限られる鉢は油断するとあっという間に水切れしますね。


淡いピンクと白のグラデーションがきれいなバラ。


ベントグラスは30ミリで芝刈り。成長が鈍化しているため週1回ペースの芝刈りでも刈り草の量が少なくなっています。


姫高麗芝も今週から30ミリにしました。そろそろ休眠から来年にかけてを意識して光合成を優先した手入れに切り替えていきます。


腰痛と格闘しながら久しぶりに飛び石の際刈りをしました。バリカンなどしゃがんで前かがみの作業を続けるとその後しばらくはまっすぐ立つことができなくなり、おじいさんがうろうろしているような感じなります(笑)

この付近に発生していた葉枯病のパッチはほぼ治癒しました。


約1か月前のまだ梅雨の最中はこんな感じでした。


発根と生理移行の促進を目的としてアルムグリーン500倍、スーパー・ポリ・スピリット1000倍で混合散布。スーパー・ポリ・スピリットには夏の液肥の意味合いもあります。好天時にはそれをさらに生かす、天候不良が続く時には悪影響をできるだけ軽減する、そんなイメージで資材散布をしています。


夏と言えば散水。梅雨が長かったもののその後は夏らしい天候が戻ってきましたので我が家も散水が欠かせない夏になっています。

我が家の散水頻度はだいたい1日おきのペースです(今日散水したら次は明後日)。基本的には朝(6~7時ぐらい)やります。散水量としては平米10リットル以上を目安にしています。我が家の水量ですと10リットルのバケツが30秒程度で一杯になりますから、面積約50平米に対して25分ぐらい散水すると平米10リットル程度になります。ですのでだいたい30~40分ぐらい時間をかけています。

雨が降った場合の判断については、雨量があまり多くない場合は雨が降っていないものとして考えますし、雨量がしっかりあれば散水を1回飛ばします。また雨量が相当量あった場合には真夏でも2日ほど空けることもあります。

ただ、これをみなさんのところでそのまま真似てうまくいくかというと必ずしもそうではありませんので、各ご家庭に合った散水を探っていただく必要があります。上記はあくまでも一つのやり方として参考にしていただければと思います。


それから真夏ならではのちょっとした注意点ですが、炎天下にホースリールを置いていた場合は中の水が結構熱いお湯になっていることもあります。それをそのまま芝生やその他の植物かけてしまいますと葉焼けや根の傷みが発生するかもしれませんから、冷たい水になるまで待ってから散水してください。

この時期はキノコに悩まされている方もおられると思いますが、散水を毎日しているようでしたら1日おきに変更してみてください。表層がじめじめしている時間が長くなるほどキノコが発生しやすくなりますが、1回の散水量をたっぷりにして1日おきに変更することで表層のじめじめを短くすることができます。

毎年散水の時期になるたびに散水の奥の深さを実感しますし、本当に答えが無い世界なんだなあとしみじみ感じます。キノコや病気のように散水が絡むトラブルもありますので、いろいろ試してみてください。


さて我が家のワンニャンズですが、ニャンコたちもやってきてから半年以上が経過し、だいぶリラックスするようになってきました。


これはスジキリヨトウではありません、いすずです。一番用心深いタイプなのにどこでも寝るようになりました。以前は人が近づいてきたりすると起きて移動していましたが、今は平気で寝てますね。安心できるところだと認識してくれたようです。


いずもは子猫の時にやってきたせいか少しだけ人間に甘えてきます(基本的にメスの猫は甘えることが少ないとのことです)。私らが台所で話をしているとさりげなくテーブルの上にやってきて寝ころんで参加。


最古参の伊勢は最もリラックス。構ってほしいいずもをよそに立ったまま寝るという芸当もこなします。三匹がとても仲良しというわけでもありませんが、いがみ合うことも無くお互いがマイペースという感じですね。本音としては三匹が寄り添って寝ている姿を見て癒されたいですけど(笑)


閑話休題、天気が良いエリアでは芝生はかなり好調になっている、もしくは回復が進んでいることだと思いますが、ゲリラ豪雨や通り雨が多い地域ではそうでもないかもしれません。天候具合によって芝生の状況は大きく左右されますので臨機応変に対応してください。次は秋の長雨で調子が悪くなることがありますので、それまでにしっかり芝生の体調を整えておくことが重要です。