2021年2月14日(日)
冬枯れした姫高麗芝の低刈りとリョービ根切り刃によるサッチング&根切り
今日は朝から快晴でポカポカ陽気、絶好のガーデニング日和でした。このチャンスを逃すのはもったいないので更新作業第2弾を実施しました。冬枯れした姫高麗芝の低刈りとサッチング&根切りです。
姫高麗芝は完全に冬枯れ状態。春の芽出しの邪魔にならないように冬枯れした葉をできるだけ除去しておきます。
まずは20ミリ→17ミリと刈り高を下げながら軽く芝刈り。冬枯れした状態ですがモサモサ感が無くなるだけでもスッキリしますね。このまま刈り高を下げて行くと抵抗が大きくて作業がはかどりませんので、先にサッチング&根切りによって密度を下げる作業をします。
そこで登場するのがリョービの芝刈り機。
本来は芝刈り機根ですが切り刃オプションを装着しっぱなしにしていますので、根切り&サッチング専用マシンとして使っています。
刈り高を下げるほど根切り刃が食い込んで根切り効果が高くなります。刈り高を高めにすると食い込みが浅くなりサッチングもしくはグルーミング的な使い方ができます。今日は一番低い設定から一段上に設定して根切り&サッチングという感じで作業しました。(写真は設定を変更する前なので高めになっています)
刈り高を低くして土を多めにかき出すと、重さや湿気のせいで排出口でせき止められて集草箱に排出できなくなることがあります。そういう場合は刈り高設定を少し上げると解消されることがあります。芝生の湿り気などの影響すると思いますので、集草箱にうまく入らない時は刈り高を調整してみてください。
本体のオレンジ色のラインが刃の幅になります。施工済みの場所に少し重なる感じで作業すると隙間なく根切り&サッチング作業ができます。
どんな感じでかき出しているのかを見たい方は「芝生のサッチについて」のページに動画を掲載していますのでご参照ください。
電源コードのある電動ツールには共通の注意点ですが、進行方向にコードがある状態は絶対に避けてください。面倒でも必ずコードを移動させてからマシンを動かしましょう。コードを切断したり感電したりする恐れがあります。
サクサクと根切りとサッチングを進めている様子。
全体の根切り作業が完了。できるだけ密度を低下させるために2回やり、特に密度が高そうな場所はさらに繰り返し作業しておきました。こうすることで低刈りの抵抗を少なくすることができます。
根切り&サッチング作業の後はこのようにスカスカした感じなります。また、倒れている芝を起こすことで刈りやすくするというメリットもあります。
サッチングの後は再度低刈り作業です。13ミリ→9ミリと下げて芝刈り。密度を下げているとはいえ、それなりに抵抗が大きくなりますから芝刈り機を押す力も比例して必要になります。腕の力で押すのがしんどい時は腰のあたりにハンドルを据えて体で押してやるようにするとかなり楽になると思います。
最後はバキュームでこぼれている刈草を回収して仕上げ。
45リットルのごみ袋6袋分の刈草を回収できました。
春の更新作業における低刈りやサッチングの一番のメリットはサッチの元を無くすという点でしょう。もしこの6袋分の刈草を回収していなければ、これが全てサッチとなります。
更新作業のメインイベントが終了してホッと一息。本来なら来週か再来週あたりにスーパーグリーンフードを入れたいところですが、今年はとある資材のテストをするためあえて散布せずに様子を見る予定です。
ベントグラスもサッチングと少しだけ低刈りをしてやりました。一時期は35ミリまで刈り高を上げましたが、今後少しずつ下げてみようかなと思ってみたり。
先週、先々週も触れましたけど、スパイクなどの根切り作業を実施した際は芝生用除草剤の散布は2か月以上は控えてください(メーカー推奨は3か月)。もしすでに除草剤を散布したという場合は、根切り作業を2か月程度は先延ばしするように調整してください。
私が作業している間、黒柴の伊勢はぐっすり昼寝。寝る時に枕をしてやると熟睡します。
反対側から見るとこんな顔になっとります。
ニャンコーズもお家の中でおくつろぎ。いずもはモップみたいじゃね(笑)
さて、更新作業のメインイベントが終わり来週からはまた発根促進作業を続けます。芽吹きが待ち遠しいですね。