回復が進むベントグラスと土壌改良材の散布

2022年10月16日(日)

庭の様子

今日は朝から気持ちの良い秋晴れ、セージの赤と青く高い空のコントラストがきれいです。


バラたちもセージに負けじと美しい花を咲かせてくれます。






夏の傷みからの回復が進むベントグラス

気温が低下し日中の大半が適温の範囲に入ってきたことでベントグラスは夏の傷みからの回復が進んでいます。発色も良くなってきました。(枯れた部分への播種はせず自然治癒に任せています)

先々週の施肥も効いていることと思います。


こちらの写真は9月上旬(毎年傷みのピークになる時期)の様子。

パッティンググリーンで3~4ミリの極限状態の芝刈りに耐える品種ですから、25ミリの刈り高だと回復するのは楽々なんでしょう。


今後は刈り高を下げながら冬の休眠を迎える予定でしたがこのエリアにTM9を植えてみたいという気持ちもあり、ベントグラスをこのまま維持するか、はがして来春のTM9の植え付けに備えるか、少々迷っているところです。


姫高麗芝の芝刈りをペースダウン

姫高麗芝は今週は芝刈りをパス。芝刈りペースを2週間に1回にペースダウンします。たぶん来週から刈り高を30ミリに上げると思います。

これは葉を長めに残すことで冬枯れした葉による土壌や表層の保温力を高める狙いがあります。


夏以降はカーブラリア葉枯病の発生も見られず、安泰なシーズンとなりました。

気温低下とともにラージパッチが発生する時期へ移行していますので、赤っぽい枯れや、パッチ周辺が赤っぽく枯れるなどの症状に注意してください。


土壌改良材スーパーグリーンフードの散布

昨夕、土壌改良材のスーパーグリーンフードを平米100g散布。これでスーパーグリーンフードの散布も今年最後の予定です。

ベントグラスを維持する場合はベントのみまだ散布するかもしれません。


昨夕の散水と夜露だけでもかなり臭いは消えており、ほとんど気にならないレベルになっていました。ただ、気温が低下するほど臭いが消えるスピードは遅くなりますので、夏よりはやや遅いかなという感じです。

今朝も散水し、今夜から明日にかけての雨で完全に臭いは消えるでしょう。


今夜からの雨の後は一段気温が下がるようですから姫高麗芝の退色も進むことと思います。緑の絨毯を楽しめるのもあともう少しの間ですね。