温暖な気候のおかげで芝生の緑化期間延長中

2022年11月27日(日)

庭の様子

今日も朝から気持ち良い天気で女房とウオーキングに行ってきました。快晴の青い空をバックに映えるピンクのバラ。


ローズゴジャール。日本語に訳すと「バラでござる」になるとかなんとか(嘘)。


こちらはモナリザ。ピンクから黄色へのグラデーションがきれいです。


温暖な気候で緑化期間が伸びている芝生

11月は比較的温暖な気候が続いている影響もあって、姫高麗芝はまだグリーンを保っています。

最盛期と比べるとさすが退色していますけど、昨年同時期と比較すると今年の方がかなり緑が濃いですね。


こちらは現在の様子。


こちらが昨年同時期(11月28日)の様子。

明らかに今年の方が緑が多いのが分かると思います。

昨年の記録を見ると少し霜も降りていたようですから今年の方がかなり温暖なのでしょう。


休眠期にかけて踏圧によって芝生が薄くなってしまう場所も、今年は傷むペースが遅いですね。


昨年は11月14日の段階でこんな状態でしたから違いがはっきり見て取れます。


ただ、退色や傷みが遅れているのは天候の影響だけではなく、肥料をかなり多めに入れる実験をしていたことや、踏圧対策で資材や肥料を投入していたこともある程度影響していると思われます。

このあたりはまだ試験中ですので、来年引き続き成果を観察し、効果がハッキリしたらみなさんと情報を共有できればと考えています。


ベントグラスからTM9への変更を来年に延期

前回の管理記録にてベントグラスをTM9に変更するとしていましたが、なんやかんやではがす時期が遅れたために思った以上に根が再生していたようで、非常にはがしにくい状態になっているため来年に延期することにしました。

超高密度になるベントグラスの特性として、密度が高まった自身に根を張るという性質がありまして、夏にかけて刈り高を上げていくと土壌にはほとんど根を張ってない状態になります(上へ成長を促されることによって密度が高まった自分自身に根を張っているような状態)。

その状態になるとはがすのが非常に簡易になりますので、来シーズンの夏を越えたあたりでがすことにしました。

継続してみたい実験もありましたので来シーズンも晩夏あたりまで頑張ってみます。


12月に入ると気温が一段と下がるようですから、姫高麗芝も退色や出穂(しゅっすい)が加速すると思われます。穂刈りをしたらいよいよ今シーズンの手入れは終了ですね。

寒気がやってくるようですのでどうぞご自愛を。