2023年04月23日(日)
芝生と庭の様子
ゴールデンウイークも近づき少し蒸し暑く感じる日もある中、今シーズン第一号のバラの開花。
まだ一輪だけなので寂しいですが、開花間近のつぼみがたくさんありますからこれからが楽しみです。
女房が一生懸命手入れをしてくれるので感謝です。
玄関を彩ってくれた桜も日中はひなたぼっこ。小ぶりながらも結構長い間楽しませてくれました。
ベントグラスは13ミリで週2回ペースの芝刈り。これから雨がちょくちょく降りそうな予報なので芝刈りのタイミングを逃さないよう注意が必要ですね。
西洋芝は日本芝と比べて成長がかなり早いですから、平日にも芝刈りできる方でないと維持するのは難しいでしょう。
姫高麗芝は2週間ぶりに17ミリで芝刈り。
次の土日は雨予報なので芝刈りが微妙ですが、今の時期の成長具合なら一週芝刈りが飛んだとしても芝生が伸びすぎになることもないと思います。
好天が続いてそろそろ水分を与えてもいいかなという感じだったので散水。
我が家の芝生とは20年以上の付き合いになりますので、水を与えた方がいいタイミングや条件はなんとなくですが対話できるようになったかなと。
年毎に散水パターンを変えてみたり水量を変えてみたり、天気や気温、風などの条件も加味してみたりなど、いろいろ試行錯誤しました。
キノコ対策はキノコが生えない今の内から
恒例となっている週一ペースのキトサン溶液スーパーグリーンの散布ですが、今日はより一層の光合成促進を期待して超ハード葉素も混合散布。それぞれを500倍で混合し、ジョウロでさらっと葉面散布(500ml/平米)。
キトサン溶液スーパーグリーンは基本的には単独散布推奨なのですが、超ハード葉素やスーパー・ポリ・スピリットのような完全水溶性の資材であれば混合してもおそらく問題は出ないと思います。(キトサンには凝集力があるため、混合する資材によっては凝集させてしまうことでジョウロや噴霧器を目詰まりさせることがある)
さて、もう少し暖かくなってくるとキノコが生えるシーズンになります。
キノコも菌の一種で、菌同士はお互いに拮抗し合う性質がありますから、土壌の有用微生物を増殖させるほどキノコ菌の繁殖を抑制することができます。
無農薬・減農薬で対処する場合、キノコ菌が勢力を拡大してからの対応は後手後手になってしまうことがあるため、キノコが生えていない今の内から対策を継続しておくといいでしょう。
キトサン溶液スーパーグリーンやアルムグリーン、有機酸酵素EXなどの有機酸資材の定期的な散布は土壌微生物を豊かにしますのでキノコ対策の一つとしておすすめです。(発根を促す作用やアミノ酸やその他の栄養素を供給することによる成長促進作用も期待できます)
除草剤(土壌処理剤)のテスト途中経過
先々週、土壌処理剤のシバキープIII顆粒を散布しました。この散布にはテスト的な意味合いもあり、
- 更新作業から1.5カ月ほどの散布で問題が出ないか
- 葉の上に残って無効となる分を考慮した多めの散布でどうなるか
この2点について様子を見ています。
現状ほぼ問題無く芝生は成長していますので、おそらく今後も深刻な薬害などは生じないと思います。
除草効果については多めの散布が功を奏しているのか、今のところは満足いくレベルで効いている感じです。
シバキープIII粒剤が効果を発揮する仕組みは「散布後に粒が土壌と接触し、粒から土壌に薬剤が浸透することで処理層が形成され、雑草が処理層の薬剤を吸収して枯れる」となりますので、散布後に葉の上に残っている粒は散布していないのと同じことになります。
それを考慮して1~2割程度多めに散布したのですが、それが良かったのか今までよりも効果に手応えを感じているところです。
関連記事:「姫高麗芝に除草剤(土壌処理剤)散布」
ただ、踏圧などで芝生が薄くなっている場所については散布量が多すぎになったようで、少々薬害気味の気配が見られます。
芝生の密度が低い場所は葉の上に残る粒も少なくなりますから当然とも言えるのですが、ものは試しであえて他と同じように散布してみた次第です。
散布ムラもあるでしょうから今後雑草が生えてくる部分もあると思いますが、その場合にはシバキープエースシャワースプレー(そのまま散布するスプレー)でスポット処理、もしくは抜き取る予定です。
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みなさん、楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。