芝生を起こすための更新作業

2019年2月10日(日)

更新作業で低刈りとエアレーションを実施

夜明けも日に日に早くなり春がすぐそこだと教えてくれます。いよいよ今シーズンスタートの時期がやってまいりました。今日は姫高麗芝の冬枯れした葉の低刈りとエアレーションを実施しました。


暖冬のおかげで冬なのに元気なビオラ。日中は春を思わせるような日も増えました。


今日も風は冷たいものの日差しはすっかり春です。先週の施肥も効いているせいか、ベントグラスは一足先にスイッチが入ったような感もあります。


暖かいせいか雑草もよく成長します。ベントグラスに生えた雑草を抜き取り。


久しぶりに芝刈りをしてやりました。17ミリでカット。2ヶ月ぶりぐらいの芝刈りです。


姫高麗芝は冬枯れした葉の低刈りからスタート。


暖冬の影響か、刈り草の中に青い葉もちらほらありました。


20mmの刈り高からスタートし、1段ずつ下げていくと徐々に地肌が見え始めます。一気に低く刈ろうとすると抵抗が大きくて芝刈り機が思うように動きませんから、1段下げては抵抗が小さくなるまでしっかり刈り取り、そしてまた1段下げるという感じで低くしていきます。


もうこれ以上は無理かなというところまで低刈りしたら終了。我が家の場合は不陸が結構あるので9ミリが限界です。一部踏圧で平らになっているところだけ6ミリで刈り取りました。


軸の切り口を見ると、なんとなく3月上旬の芽出しの時期をほうふつさせる感じです。


低刈りの次はエアレーション。ローンスパイクを刺す時の「ブチブチ」と根が切れる感触がたまりません。切れた根から新しい根が出てくることを想像するとハアハアと興奮します。

植木の根を傷める可能性がありますから、ヤマボウシの周辺はエアレーションをしていません。


エアレーションの後は発根促進を目的として有機酸酵素EXを500倍で散布。通常は平米あたり1リットルですが、今日は多めに1.5リットル散布しておきました。せっかくエアレーションで穴を開けましたから、少しでもそこからしみ込むように。


低刈りを念入りに3時間近く、エアレーションと資材散布で1時間少々、今日はまったりと更新作業を堪能しました。後は様子次第(気分次第)で芝焼きやバーチカルカットを追加するかもしれません。