ベントグラス LS-44の播種

2017年10月8日(日)

西洋芝エリアにベントグラスLS-44を播種

今日は朝から好天に恵まれましたが、気温が高く初夏を思わせるような一日でした。西洋芝エリアの床土の準備と播種を一気に済ませましたが、汗だくの作業となりました。




本日の芝生管理記録

朝から秋晴れの好天。しかし気温は高い。


まずは西洋芝エリアの床土作りからスタート


ケンタッキーブルーグラスを植えた時、床土の構造は上から順番に、マサ土と砂・バーミキュライト・ピートモス混合層、その下に粗い砂となっていました。その後、黒目土やスーパーグリーンフードなどを施工しているため、表層部が黒くなっています。その下は影響が及ばなかった元々の床土です。

当時の様子はこちら↓
ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽まで

深く掘ると粗い砂の層が出てきますので、この上の部分を今回は耕しました。


スコップや鍬で掘り起こして耕起します。


その後、パーライト、ゼオライト、砂、バーミキュライトを混ぜて床土作り。古い根が除去しきれていないことと、黒目土やSGFによって腐植がある程度あることから、腐葉土などの有機物は入れませんでした。


元肥の意味もこめてスーパーグリーンフードを混入。


板切れの上から踏み固め、


さらに足で踏み固め、散水して土を落ち着かせます。


床土が落ち着くのを待つ間、姫高麗芝を25ミリで芝刈り。ここの所、肌寒く感じる日もあったせいか、成長は衰えて刈り草の量は激減しました。


昼飯と用事を済ませてから床土作り再開。踏み固めながら平らにしていきます。


いよいよ播種。これがクリーピングベントグラス LS-44 の種です。カネコ種苗さんイチオシのベントグラスとのことです。5~16g/m2が規定量ですので、10g/m2散布することにしました。


種の大きさはこのぐらいです。


播種後は黒目土でかるく覆土。


仕上げは散水。この時ジャブジャブにしてしまうと、浮いた種が流れたり偏ったりすることがありますので、ミストなどでやさしく散水する方がいいでしょう。


後は発芽を楽しみに待つだけです。


夕日の中で可憐に咲く花が作業の疲れを癒してくれます。



ベントグラスはケンタッキーブルーグラスよりは発芽が早いはずですが、さて何日目で発芽するでしょうか。楽しみです。発芽すれば、私の適当な性格が顕著になると思います。たぶん相当ムラになっているはずです(笑)