2010年10月26日(火)

ケンタッキーブルーグラスの播種から発芽の様子

以前から植えてみたいと思っていた西洋芝ですが、菜園の一部を利用してケンタッキーブルーグラス・ムーンライトを植えてみました。床土作りから発芽までをダイジェストでレポートします。(9月中旬ごろから準備はしていたのですが、ちょうど腰痛が重なってしまい、作業期間が間延びしてしまいました)




ムーン・ライトの播種~発芽

ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽1

ここが菜園スペース。手前1.5mほどを西洋芝スペースにしてみることにしました。奥側は野菜などを植える予定です。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽2

床土づくりのために掘り起こすと、出るわ出るわの石ころ。うちの庭全体がそうなのですが、表層10~15cmより下は固く締まった地盤にこういう石が大量に含まれています。水はけもあまりよくありません。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽3

強い雨が降ると水たまりになります(笑)。菜園スペースは枕木で周囲より10センチ強ほど高くなっていますので、高麗の部分よりは水はけはよくなるはずです。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽4

枕木の上から底まで30センチ強ぐらいの深さです。暗渠をやればもっといいと思いますが、排水する所がありませんのでこのまま床土を入れました。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽5

最下層5センチほどはかなり荒目の砂、その上にマサ土と砂・バーミキュライト・ピートモスを混ぜた床土を入れました。マサ土はすいたものではないので小石もちらほら混ざってますが、腰痛 を言い訳に もあってフルイ作業はパスしました。後から目立つものだけ取り除きます。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽6

播種前に熊手で少し筋をつけてやりました。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽7

20g/m2で播種。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽8

散布直後のケンタッキーブルーグラス・ムーンライトの種。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽9

播種前の筋に対して直角方向に熊手で筋をつけます。これである程度種が定着してくれるでしょう。芝生の種は好光性とのことですので、あえて覆土はしませんでした。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽10

種が流れないように、ミストでやさしく散水。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽11

播種作業完了。この後は毎日散水していました。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽12

播種から8日目に発芽しました。芽が出てくるのはうれしいもんですね。


ケンタッキーブルーグラスの播種~発芽13

発芽から2週間後の様子。とりあえず病虫害予防として、アルム顆粒と万緑-NHTを散布。万緑-NHTの本来の役割はサッチ分解ですが、悪玉菌を善玉化する効果とケイ酸効果(耐病性が高まる)を期待して散布しました。


今のところ順調に成長してくれてます。元肥を入れてませんので、もう少し成長したら肥料を入れてやろうかと思ってます。
ケンタッキーブルーグラスも、基本的には農薬を使わずに手入れをしていく予定です。除草以外は無農薬でいけるといいんですけどね。今後の成長が楽しみ、初芝刈りを思うとワクワクします。