2018年5月3日(木)
芝生のミミズ対策とベントグラスの粒状肥料散布
椿油粕でミミズ駆除、ベントに万緑-NHT、エンザアミン散布
ゴールデンウイークも後半に入り、今日から4連休という方も多いでしょう。朝一番はいまひとつの天気でしたが、11時ごろからよく晴れて好天になりました。今日は椿油粕でミミズ駆除と、ベントグラスへの粒状肥料散布です。
道路側の花壇ではセージが咲き誇っています。今年は花芽が多いですね。
ミニバラを買ってきて、鉢に植えようか地植えにしようか検討中。
ヤマボウシの花が一段と白くなってきました。
ベントグラスは13ミリで維持。週2回ペースで芝刈りを繰り返しています。週間予報に雨マークがあると芝刈りを前倒しにして伸びすぎにならないよう配慮しています。
ベントグラスには粒状肥料で施肥。万緑-NHTを60g/m2、エンザアミンを30g/m2。
姫高麗芝は先日の施肥とその後の雨が効いてモサモサ気味です。
姫高麗芝にはうっすらとラージパッチの症状が。樹木周辺は病害や密度の低下などの障害が発生しやすいですね。
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早く治したいなら、バリダシン液剤などの殺菌剤が手っ取り早いです。私は経過観察の興味もあって自然治癒に任せています。
パッチ周辺にはスーパーグリーンフードを散布しておきました。さらにスーパー・ポリ・スピリットでカリを吸わせておくと、生理移行が促されて耐病性が高まります。
今日のメインイベントはこれ、ミミズの駆除です。糞塚があちらこちらに見られます。
椿油粕を使ってミミズ駆除。平米70~80g程度を散布してたっぷり散水します。
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しばらくするとこのようにミミズが地上に逃げてきますので、捕まえるか太陽光(紫外線)で死滅させます。椿油粕は地上に追い出すだけで直接殺虫することはありません。今日の収穫は200匹オーバーでした。途中で数えるのをやめましたから、推定で300匹近くはいたと思われます。
ミミズ駆除が終わって芝生もスッキリ♪
ラージパッチは今のところ初期症状ですが、今後の天候次第では悪化する可能性もあります。早く治癒させたい方、確実に予防しておきたい方は、ラージパッチに適用がある殺菌剤(バリダシン液剤やロブラール水和剤、芝美人フロアブル、タフシーバ、モノクタジンフロアブルなど)の散布がお勧めです。管理人のような観察好きの奇特な方は自然療法も有りでしょう。
シバツトガが飛んでいましたから、これから本格的な害虫シーズンに入ると思います。芝生の様子をしっかり観察し、枯れや変色などを察知したら早めに対処しておきましょう。
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