2018年5月20日(日)
好天は芝生の光合成を促進する絶好のチャンス
芝生の健全性向上で病気のリスクを低減する
週間予報に晴れマークが並び、芝生にとってはうれしい予報となっています。雨でひどくなる芝生の病気も、好天が続けば小康状態になります。光合成による生理移行を促して健全性を高めれば、病気のリスクや進行を低減できます。
青空の下でヤマボウシが満開です。ぼちぼち花が落ち始めましたので、これからお掃除が大変になります。
ベントグラスは13ミリで維持。夏越しのために刈り高を一段あげようか、このままいこうか思案中です。
以前から気になっていた場所に顕著な変色が発生しました。光合成の促進で様子を見てみます。
姫高麗芝は前日に20ミリで芝刈り。先週の雨と資材散布が効いて密度が上昇、絨毯っぽくなってきました。
ラージパッチは今のところ収束しつつあるようです。カリの吸収がうまく作用しているのだと思います。
引き続きカリを吸収させて生理移行を促進します。スーパー・ポリ・スピリット(硝酸カリ含有)と有機酸酵素EXを500倍で混合散布。有機酸は根を刺激して発根を促し、肥料吸収を高めます。また、有機酸資材の連続散布によって、今後発生するであろうキノコ対策にもなります。アルムグリーンと有機酸酵素EXを交互散布することで対処する予定です。
好天続きで気温が上昇すると水不足のリスクも出てきます。日中出かけている間に水不足になっていたとしても、帰宅時には分からないこともあります。気配を感じ取りながら芝生に散水をしてあげましょう。
来週あたり姫高麗芝に粒状肥料(万緑-NHT・エンザアミン)を与える予定です。