落ち葉集めと土壌のpH測定

2018年10月28日(日)

秋の日課落ち葉集めとpH下降剤の効果を確認

今日は気持ちのいい秋晴れです。絶好のガーデニング&おでかけ日和ですね。ちょっと風が強いので、予定していた除草剤散布は延期しました。風で流されると他の植物に影響が出る可能性がありますので。

代わりに、資材や散水をした後ではできないpH測定と、秋は日課になっている落ち葉拾いをしました。


ベントグラスは順調に回復してモフモフに。


あえて放置してみた雑草。ベントグラスの密度とアレロパシー(他の植物を忌避する作用)が勝つか、雑草が勝つか、今後が楽しみです。


ベントの芝刈りは中2~3日ペースです。夏は25ミリにしていましたが、10月から20ミリに。11月に入ったら17ミリに下げるかもしれません。


ベントの横には雑草に混ざってこぼれ種から発芽したど根性ビオラが。こういうのを見ると、ここに除草剤まけなくなりますね。


ベントグラスにはさらなる回復と密度上昇を願って有機酸酵素EXを500倍で散布。根を刺激して成長促進です。


道路側の花壇ではセージが満開です。良い天気ですが日差しは秋ですね。


姫高麗芝は成長が鈍化し、退色が進んでいます。もう少ししたら出穂(しゅっすい)が始まるでしょう。

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秋は落ち葉集めが日課になります。落ち葉が堆積すると病害のリスクが高くなりますので、できるだけこまめに集めておきましょう。


pHの測定は、散水や施肥、資材散布の直後は正しく計測できないことがありますので、今日みたいに何もしない日が適しています。

測定してみたところ、pH下降剤の効果はしっかり出ているようです。散布した場所は5.5~6.0の間ぐらい、散布していない場所は、6.5~7.0の間ぐらい。(pHは7.0が中性で、それより数字が小さいと酸性、大きいとアルカリ性になります)

今までの傾向からするとpHが6.5を超えると病害リスクが高くなる感じがします。特にラージパッチはその傾向が強いと思います。カーブラリア葉枯病に関しては、少しだけpH下降によって抑制作用があるかなという感じです。もっと下げて5.0ぐらいにしたらどうなのかについては、今後調べてみたいと思います。

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姫高麗芝はいよいよ休眠が近づいて寂しい時期になってきました。着色剤を検討している方は早めに作業しておくことをオススメします。退色してからよりも緑のうちにやったほうが効果が高いです。

除草剤散布ができなかったのは残念ですが、また機会をうかがいながら実行します。