今シーズン初芝刈りとpH下降剤散布

2020年4月5日(日)

姫高麗芝の今シーズン初芝刈りとpH下げ太郎散布

我が町福山市も桜がほぼ満開になり、芝生の成長の加速を予感させてくれます。昨日は姫高麗芝の初芝刈り(と言っても穂刈りに近い)をし、今日はラージパッチ対策の一環で土壌のpH下降剤を散布しておきました。


キンギョソウ

庭の片隅では桜に負けじとキンギョソウが咲き始めています。今年もドクロのような種を見せてくれるかな。


アジサイ

アジサイもすくすくと成長中。梅雨時期になると楽しませてくれそうです。


ベントグラスの様子

ベントグラスは13ミリで芝刈り。かなり旺盛に成長するようになってきたため、そろそろ芝刈りのペースを上げなければ。


まき芝工法のベントグラス

超適当まき芝工法をした部分もしっかり根付いて成長中。今後の変化が楽しみです。


姫高麗芝の様子

姫高麗芝は昨日夕方に17ミリで今シーズン初芝刈り。と言っても葉の成長はまだまだですので穂刈りと言った方がいいかもしれません。全面を刈っても芝刈り機の集草箱に1杯分しか刈草がありませんでした。


踏圧で薄くなった姫高麗芝

ここは駐車場への導線になりますから、休眠期から春の立ち上がり時期にかけて必ず踏圧で芝生が薄くなります。ただ、完全にはげてしまうことはなく毎年6~7月ぐらいにはほぼ修復します。芝生にとって踏圧の負担は大きいため踏む頻度が高くなるほど修復が難しくなります。


姫高麗芝に発生したラージパッチ

姫高麗芝にはラージパッチが発生中。手っ取り早い対策は殺菌剤(バリダシン液剤など)の散布ですが、店長宅では姫高麗芝に関しては殺菌剤と殺虫剤は使用しない方針ですので無農薬で気長に対処します。

関連記事:ラージパッチの症状と対策について

とりあえず土壌のpHを測定。pHが6.5付近を上回るとラージパッチが発生しやすい傾向になります。(7が中性、数字が小さくなると酸性、大きくなるとアルカリ性)


芝生用スパイクを刺した穴から土を採取し、試薬を入れて色の変化を観察します。


画像では分かりにくいと思いますが、肉眼では6.5付近で微妙な感じでした。今日は肥料をまくかpH下降剤にするか迷っていましたが、もう少しpHを下げておいた方がいいだろうと判断してpH下げ太郎の散布に決定。


ここのところ晴れ続きだったことと、週間予報も晴れマーク続きなのでまずは散水から。pH下降剤はかなり濃い希釈(20倍)で散布しますから、土壌が乾燥気味だとちょっときついかなというのと、私が散水フェチだというのが理由です。散水している端から芝生が葉を開いてみずみずしくなる様子を見るのが楽しみなんです。


散水後にpH下げ太郎を20倍希釈で平米1リットル散布。店長宅の土壌だと1回の散布でpHが約0.2~0.3ぐらい下がると想定しています。(週1回ペースの散布を4~5回繰り返してpHが1下がるぐらいの土壌)

どれぐらいpHが下がるかについては各土壌によって異なりますので、必ず計測しながら調整してください。砂質土壌は下がりやすく、粘土質になると下がりにくくなります。また、土壌改良剤やサッチ分解などで腐植の多い土壌は下がりにくくなります。


最後に葉焼け防止のため、葉に付着した資材を流す程度に軽く散水。希釈が薄くなることを心配されるかもしれませんが、ジャブジャブに散水しなければ大丈夫です。平米あたりの資材投下量は変わりませんので。

来週は粒状肥料を与えて成長を促す予定です。そろそろ雨が降るようならスーパーグリーンフードも与えたいところですが、予報はしばらく晴れマーク続きのためどうするか検討中。並行してカリ肥料による生理移行促進なども行う予定です。


さて、我が家のワンニャンズですが、相変わらず三者三様にそれぞれがマイペースで過ごしています。この間画像を整理していたらいずも(キジトラ白)がやって来た頃(生後4か月ぐらい)の動画出てきましたので最後に紹介します。ただじゃれているだけの動画で何のオチもありませんので、あらかじめご了承を。