猛暑で姫高麗芝の治癒が進む

2018年7月16日(月)

晴天はカーブラリア葉枯病の薬です

強い日差しの殺菌作用に期待

はじめに、豪雨災害でご心配いただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまで無事過ごしております。昨日はゴールデンウイーク以来のオフで、近場のドライブや買い物など女房と一緒に久しぶりにゆっくりさせていただきました。

さて、豪雨で降り続いた雨がウソのような晴天が続いています。気温も上がり福山市でも35℃近い猛暑が続き、日が暮れても熱帯夜になっています。そのおかげもあってカーブラリア葉枯病は驚くほどの勢いで治癒が進んでいます。総動員作戦で治癒が加速する下地ができていたのかもしれません。


庭のヤマボウシにはヒヨドリが巣を作っていまして、豪雨にも負けず親鳥が一生懸命エサを与えて子育てをしていました。毎日のように様子を見てはハラハラしたり癒されたりしていましたが、数日前についに巣立ったようです。別に飼っていたわけではないのにいなくなると寂しいもんですね。子供たちが元気に育ってくれることを願いたい。


ベントグラスは20ミリで維持中。中2日ぐらいのペースで芝刈りをしています。

姫高麗芝の資材総動員作戦は夏越し対策としてベントグラスにも行なっています。初めての夏越しがどのようになるのか興味津々です。


姫高麗芝の昨日の様子。この前日に25ミリで芝刈りしています。葉枯病の治癒を助けるため、刈り高を5ミリ上げて負担軽減をしました。


豪雨の時にはかなり悪化していた葉枯病のパッチも、この通り治癒が進んでいます。日差しは殺菌作用が期待できますし、猛暑の高温もまた病原菌には厳しい環境なのではないかと思います。

加えて、カーブラリア葉枯病対策として継続してきた資材総動員作戦も、治癒を加速させる下地作りに役立ったのではないかと推測しています。悪天候の際はその影響をなるべく抑えながら、晴天時のメリットをできるだけ享受できるように考えています。


資材総動員作戦は継続していますので、今日はスーパーグリーンフードを散布。これまでもパッチ発生場所には特に念入りに入れてきました。


猛暑は水不足にも要注意。スーパーグリーンフードを散布したこともあり、たっぷり水を与えておきました。


その後はアルムグリーンを500倍とスーパー・ポリ・スピリットを1000倍で混合散布。アルムグリーンの発根作用とスーパー・ポリ・スピリットのカリによる生理移行の促進(光合成促進)が、治癒のサポートになることを期待しています。


散水後のみずみずしい芝生が気持ちいい!


手入れをしていると黒柴の伊勢ちゃんが散歩から帰ってきました。夏の暑いのは苦手なので、ちょっとバテ気味です。


しばらく猛暑続きの予報ですから、姫高麗芝は順調に治癒が進んでくれることを期待しています。しかし、ベントグラスにとっては厳しい季節に突入です。3ミリ4ミリ耐えるベントグラスを長めにしたらどのぐらい夏越しが楽になるのか、ここからが本番ですね。